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ベルトの穴開けを代用できるものはある?お店に持っていかなくても大丈夫?自分でできるかんたんな穴開け方法をご紹介♪

2022年10月19日

「ここに穴があれば丁度いいのになぁ」と、ベルトのサイズで困ったことはありませんか?

「自分で調整してみようかな?」と思いたった時、ベルトの穴を開けるのに代用できるものがあるんです!

ただし、自分で穴開けできるベルトの素材なのかどうかの確認は必要です。

ベルトはゆるいと下がるし、キツイとお腹まわりにくい込んでしまって、ちょっと目立って気になりますよね?

ベルトは自分にあった、ジャストサイズで身につけたいもののひとつです。

わざわざ専門店に持っていかなくても、自分で穴を開けられたらいいと思いませんか?

ここでは、かんたんにベルトの穴開けができる道具や方法をご紹介します♪

ベルトの穴開けを代用できる道具は何?

ベルトの穴開けを自分でやってみることはできますが、まずその前に穴開けしようと思っているベルトの素材を確認してみてください。

ベルトにもいろいろな素材が使われているんです!

・本革  革といっても種類は様々あります

牛革耐久性があり丈夫 様々な製品に利用され手に入れやすい価格
コードバン馬の革のこと キメが細かくなめらか しっとりとした肌触り 高級素材
オーストリッチダチョウの革のこと ダチョウの羽を引き抜いたあとなので表面に突起がある 高級革
ワニ革表面にウロコのデコボコがある 高級革
ヘビ革パイソンレザーとも呼ばれウロコ柄が特徴的 高級革

・革を加工したもの

エナメルエナメルという塗料を革に塗った素材 表面に光沢がある
スエード革の表面を起毛(毛羽立たせる)させた素材 表面は高級感がある

・革以外

コットン100%綿でできている 柔らかく軽量
ナイロンとても軽く 生地も傷みにくい

本革のベルトは、比較的厚みがあり自分での穴開けはおすすめできません。せっかくの高級品、失敗したら悲しいです。

これらは穴開け専門店に依頼されることをおすすめします。

自分で穴開けができるベルトは、革を加工したものか革以外の素材のものです。

穴開けの代用として、先端の尖ったものがよいと思います。5点ご紹介していきます。

・キリ(錐)

木材に穴を開けるための大工道具です。先端が尖った鉄に持ち手がついていて、回転させて穴を開けます。

キリの先端は角錐(三角・四角)になっていて、両手でもんでドリルのように穴を開けるイメージです。

・目打ち(千枚通し)

紙や布に穴を開けるための文房具(裁縫道具)です。

目打ち(千枚通し)の先端は単に細く尖っているだけ。あくまでも突き刺して、穴を開ける道具です。

・アイスピック

氷を割るための調理道具です。先端が細く尖っていて、形状は目打ちに似ています。

・釘(くぎ)

先端が尖っているので、ハンマーなどで上からたたくと穴が開けられます。

・彫刻刀

先の丸いものが使えます。半円なので2回にわけて半分ずつ開けるようなイメージです。

これらのものを使えば、穴開け自体は可能です。先端が細いタイプのものは、ハンマーでたたくかドライバーなどで穴を広げる作業も必要です。

穴が開くまで多少時間がかかります。残念ながら、キレイに丸く穴が開けられるとも言いきれません。

あと、ベルトの硬さにもよりますが、強く握ったりしなければならない場合があるので、ベルト自体に痛みが出ることも。

「先端の尖ったものなんてウチにはないよ~。でも、どうしても開けたいんだ!」という方、ボールペンを使ってみるのはいかがでしょうか?

ただ、デメリットはあります。先端の尖り具合が他のものと比較すると、圧倒的に劣ります。

あと、かなりの時間がががります。場合によっては、ボールペン自体が壊れてしまうことも。

そんな時、ベルトの穴開けができる安価な専門の道具を見つけたので紹介します!

「穴開けポンチ」というものをご存知ですか?厚さのあるものを、上から押し切るという感じで穴を開けていくものです。

全体が棒のような形状で、先端部分が筒状で鋭くなっています。

筒状部分に続いて、へこんでいるところがあります。この部分から、抜き出したものを外に出す仕組みです。

開けられる穴の大きさ(3㎜、4㎜、5㎜など)によって、いくつか種類があります。

持ち手部分にはギザギザがあり、この部分を持って上からたたきます。滑りにくいようにしてあるんですね。

ギザギザの部分はアヤメ(綾目)ローレットという加工だそうです。機械の持ち手部分の滑り止めにも使われていて、なかなか本格的な品物です。

穴開けポンチをベルトの上に置き、上からハンマーでたたくとキレイに丸い穴が開けられるとか♪

私は100均でおなじみのCanDoで、穴開けポンチを購入しました。もちろん価格は110円!

CanDoでは「皮ポンチ」という名前で販売されていました。また、穴の大きさを選ぶことができず、3㎜の1種類のみの販売でした。

ベルトの穴開けかんたん方法をご紹介♪

購入した穴開けポンチで、実際にベルトの穴開けに挑戦してみたので、そのかんたん方法をご紹介します。

   準備するもの

・穴開けポンチ(皮ポンチ)

・ハンマー

・厚みのある板

穴開けポンチをたたくためのハンマーが必要です。こちらも100均で手に入りますよ!

ハンマーにはいろいろな種類があります。金属のハンマー、ゴムハンマーどちらでも大丈夫。

ハンマーの取り扱いに慣れていない方は、作業時にケガ防止のため軍手をすることをおすすめします。

穴開けポンチを上からハンマーでたたくので、床が傷つく可能性があります。傷がつかないよう厚みのある板を下に置きます。

金属などの硬すぎるものを下に置くのはやめましょう。穴開けポンチ自体の刃がかけてしまうかもしれません。

板がない場合は、硬めのゴムマット、読まなくなった雑誌やダンボールなどでもOKです。

穴開けポンチを使ってベルトに穴開けする方法

①ベルトの穴を開ける位置を確認し、しるしをつける

②厚みのある板(雑誌など)の上にベルトを置き、穴を開ける場所に穴開けポンチをのせる

③穴開けポンチを上からハンマーでたたき、ベルトに穴が開き貫通したらできあがり

穴開けする位置を明確にするのが重要です。間違えてマークした時、油性マジックなどの消えないものよりは、水性マジックや鉛筆などがよいかもしれません。

前の穴との間隔を一定にすると、見た目がよくなります。定規などで測りましょう。

(ベルトの穴の間隔は、1インチ(約2.54㎝)になっていることが一般的です。)

「何回もたたく」というよりは「力を入れて一気に!」といった方がよいようです

実際にやってみた私の感想

「穴開けポンチ」を使ったベルトの穴開けをしたのは、今回が初めてでした。

想像以上に時間がかかりました。10分近くかかっています。

その原因はハンマーでたたく音がかなり大きく、やってみた時間が夜間だったため「力を込めて一気に!」ということが困難だったせいです。

厚めの板を置いてあるとはいえ、ハンマーでたたいた振動は、床に響きわたります!

ご近所迷惑にならないために、日中にやらないといけないなと思いました。

外で硬いコンクリートの上でやるのもありですね♪

あと、思ったほど穴がスッキリ開きませんでした。穴自体は開いているのですが、写真のように穴の周辺がぼそぼそしています。

これは、私が「このベルトは革の加工品だ」と思っていたものが、どうやら人造皮革(合成皮革)だったためです。いわゆる合皮、革もどき品です。

(合皮:天然の布地に合成樹脂を塗布し、表面を天然皮革に似せたもの)

ベルト自体によれがなく痛みもなく、丸く穴が開いたのは大変よかったです。

使用にも問題はないのですが、正直見た目は少々難ありです。

「ベルトの素材見極めも、重要だな」と痛感しました。

後日、日中に別の革加工ベルトに穴開けしたしてみたものが、こちら。

穴周辺のぼそぼそ感はないようです。やはり、ベルトの素材が影響しますね。

(ベルト自体の痛みが激しいのは以前からです。穴開け作業によるものではないですので、ご安心を。)

ちなみに、ベルトの下に置いてあった厚めの板は、こうなります。

ハンマーで上からかなりの力でたたくと、貫通した時、このように丸く跡がつきます。

くれぐれも「床にベルト直置き」でやらないでくださいね。床がこうなってしまいますよ!

今回は100均の穴開けポンチを紹介しましたが、あくまでも100均商品。品質にバラつきがあるのは否めません。

切れ味が少し悪いものがあるかもしれません。

あと、3㎜の穴用しかなかったので、もう少し大きいサイズの穴を開けたい方は、専門店で取り扱っている穴開けポンチを使用されてはいかがでしょうか?

サイズも豊富で、安いものだと1本300円ほど。サイズ違いが数本セットになっているものもあります。

ホームセンターやレザークラフト用品を取り扱っている手芸店などで購入できます。

ハンマーでたたかず、ポンチ本体を上から押すだけで先端の刃が回転し、力を入れなくても穴が開けられる「スクリューポンチ」というものもあるそうです。

上からたたく必要がないため場所を選ばず、夜でも安心して使うことができる品物だとか。

評判のよいスクリューポンチは、ややお高め。4000円ほどするそうです。

自分に合った道具を使って、ベルトの穴開けをやってみるのもいいかもしれません♪

ベルトの穴開けをお店でやってもらうと?

ベルトの穴と一言で言っても、よく見てみると穴の形が円や楕円形などベルトによって違いがあります。

また、穴の大きさも留め具の大きさによってそれぞれ異なります。

自分で穴開けできない素材のベルトや、「やっぱりキレイに穴を開けたいな」という方は、ベルトの穴開け専門店に持っていかれることをおすすめします。

「靴やカバン修理します・合い鍵作ります」などのお店を見たことはありませんか?革素材を扱っているので、道具は揃っているはずです。

ベルトの穴開けにも対応してくれる場合がありますので、問い合わせしてみるのもいいかもしれません。

ベルトを購入したお店に持っていくこともできます。紳士服店などでは対応可能です。

UNIQLOはUNIQLOの製品であれば、無料で対応してくれるそうですよ。

「洋服のお直し」のような店でも対応してくれる場合があります。料金は700円くらいが相場なようです。

まとめ

  • ベルトの穴開けを代用できる道具はある
  • ベルトの穴開けが自分でできる素材なのかの確認が必要
  • ベルトの穴開けを自分でできる安価な専門道具がある
  • ベルトの穴開けを専門店に依頼することもできる

ベルトの素材によっては、自分で穴を開けることは可能です。

ベルトの穴開けが自分でできると便利ですよね?体型の変化で穴が合わなくなっても、自分サイズに調整でき、ジャストサイズで身につけられます。

ただ、一度開けてしまうと修復することはできません。少しでも心配な方は、ベルトの穴開けの専門店に持っていかれることをおすすめします。

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