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息子の嫁の実家にお歳暮は贈るべき?お中元も贈るのが正しいの?お歳暮の相場やおすすめの品物もあわせてご紹介します♪

2022年12月31日

息子がめでたく結婚すると、そこからお嫁さんの実家とのお付き合いがスタートすることと思います。

お歳暮を贈るなど親同士のお付き合いのマナーには、残念ながら絶対にこれが正しい!というものはないんです。

それぞれ違う家庭ですから、物事に対して異なる考えを持っているかもしれません。

直接お世話になっている関係ではない場合、お歳暮を贈ろうかどうか本当に迷ってしまいますよね?

こちらではお歳暮だけではなくお中元も含めた、お嫁さんの実家に贈り物をする際の一般的な考え方・マナーについてお話ししていきます。

私は今現在は「息子の嫁」の立場です。成人した息子が2人いますので、これからお嫁さんを迎える立場になるかもしれません。

どうするのが最善なのか、いっしょに考えていきましょう!

息子の嫁の実家にお歳暮は贈るべきなの?

息子の嫁の実家に、お歳暮どうしようかしら?

息子が結婚すると、息子の嫁の実家にお歳暮を贈るべきなのか、迷ってしまいますよね?

お嫁さんの実家とはできれば良い関係を築いていきたい、失礼のないようにしたいと思うのは当然です。

お歳暮を贈ること自体は、間違いではありません。本来、日頃からお世話になっている人へ感謝の気持ちを伝えるものだからです。

息子がお嫁さんの実家にも少なからずお世話になっていること、これからの末永いお付き合いのことを考えるなら、お歳暮を贈るのはありなんです。

ですが、必ず贈らなければならないというものでもありません。最近はお歳暮のやり取りの習慣がない家庭も増えてきています。

お嫁さんの実家がお歳暮を贈る習慣がない場合、嫁いだ先から品物が贈られてくると「え?お歳暮?」と戸惑うかもしれません。

お歳暮をもらうことにイヤな気持ちはしないかもしれませんが「お返しをしなくてはならない…」と負担に思われてしまうことはあり得ます。

私の考える一番いい方法は、お嫁さんに「実家のご両親はどんな考えをお持ちなのか?」を聞いてみることだと思います。

お歳暮のやり取りの習慣があり、この風習を大切にされているご家庭なのか、を確認してみるんです。

私は結婚当初、実家の母から「(嫁いだ先が)お歳暮を準備していそうな気配はある?」と聞かれました。

「もしまだ準備していないようなら、今後もそういうやり取りはしないでいきましょうとあなたが伝えてくれない?」とも頼まれました。

なかなかの大役(?)ですが、引き受けました。そういうことです。お嫁さんの実家の考えを伝えるべきだと思うんです。

お嫁さんに直接聞くのが困難な場合には、息子からお嫁さんに「お歳暮を贈ってもの大丈夫なのか?」を確認してもらうこともできますね。

あと、息子夫婦間で決めてもらうのもありです。最初にどうするのか決めてもらい、お互いの実家に伝えてもらうのは角が立たない方法です。

お歳暮の考え方には家ごと、また地域柄によっても違いがあります。よく話し合い、リサーチして最善を見つけていきましょう!

息子の嫁の実家にお中元は贈るべきなの?

このお中元・お歳暮のやり取り、いつまで続くのかしら?

息子の嫁の実家とのお付き合いはお歳暮だけではありません。お中元に関しても同様のことがいえます。

お中元とお歳暮の違いは「贈る時期」だけです。お中元も日頃の感謝の気持ちを込めて伝えるものなので、基本的な意味合いはお歳暮と同じです。

ですので、息子の嫁の実家にお中元を贈るのもありなんです。

もちろん、必ず贈らなければならないものでもありません。

一般的にお中元(お歳暮)のやり取りを始めたならば、終わりはないといわれています。

でも「このやり取り、そろそろやめたいな~」なんて思っているご家庭はありませんか?

年を重ね金銭的な負担が出てくることや、食が細くなり、いただいた食品が食べきれなくなったりするとやめたくなったりしませんか?

地域によっては、最初の3年間だけ贈るという考えがあるそうです。3年間はひとつの目安にすることができます。

お互いの実家同士が会う機会が少なく、普段からのお付き合いがそれほどないなら、これを区切りに断っても失礼にならないはずです。

お中元(お歳暮)のやり取りを終わらせたいと考えているならば、お嫁さんをもらった息子側の実家から申し出るのが良いとされています。

「古い考えだ!」と思われる方もいると思いますが、いまだに「息子側の実家の方が格が上」という考えは存在しているようです。

このような意味合いからも、息子側の実家から申し出ると角が立たず、丸くおさめることができるんです。

直接会って話して断ることが困難な場合には「お断りの手紙」を出してみるのはいかがでしょうか?

「今後のお中元(お歳暮)は辞退したい」という気持ちを明確に伝えればいいんです。

お断り状 例文

この度はお中元(お歳暮)を賜りまして、本当にありがとうございます。

(この文は、先にお中元(お歳暮)が贈られてきた場合の書き出しです)

いつも何かとお気遣いいただきまして、大変恐縮しております。

お心遣いありがたく存じますが、お気持ちだけで十分です。

今後はこのようなお気遣いはなさいませんよう、お願いいたします。

どうぞ、お体にお気を付けください。

先にお中元(お歳暮)が贈られてきたときには、贈っていただいたことに感謝する気持ちを書きます。

そのあとに、今まで贈ってくれたことに対するお礼をしっかり書きましょう。

これからも変わりなく関係は続いていくことを確認できる一言があると、なおいいですね。

お断りの連絡だけならハガキでもいいですが、お返しの品と一緒に封書で送ってしまう方法もあります。

品物と別々に送る場合には、お断りの連絡が後になるよう送るタイミングには注意してくださいね。

息子の嫁の実家におすすめの品物は何?

息子の嫁の実家がお歳暮(お中元)を贈る習慣を大切にしている場合、どんなものを贈るのがいいのでしょう?

基本的には、食品で賞味期限が長いものがおすすめです。日常的に使えるものも喜ばれると思います。

3,000~5,000円くらいが予算の相場なようです。あまり高価すぎると、お嫁さんの実家がお返しに困ってしまうかもしれません。

お嫁さんの実家に贈るおすすめお歳暮

・食料品:ハムの詰め合わせ、油・調味料セット、お菓子など

・日用品:タオルや石鹸、洗剤など

・相手の好物:相手の好みがわかっている場合はその品物

お嫁さんの実家が遠方の場合には、地方の名産品などは珍しいので良いものかもしれません。

苦手なものを贈るのは失礼ですので、前もってお嫁さんに聞いてみるといいですよ。

一方、お歳暮(お中元)で贈ってはいけない品物があるのをご存知ですか?

・靴、マットやスリッパ

・はさみや刃物

・ハンカチ

「踏みつけるもの」は贈ってはいけません。刃物は「縁を切る」という意味、ハンカチも「手切れ」とうい意味がありお歳暮(お中元)にはNGです。

商品券はお歳暮(お中元)にもらってうれしいものの上位にくることが多いのですが、お嫁さんの実家には不向きなものです。

金額がはっきりわかってしまいますので、避けた方が無難です。

息子の嫁の実家との良好な関係のため、思いやりのあるお歳暮(お中元)の品物を選んでくださいね!

お歳暮(お中元)を贈ろうかどうか迷っている時に、お嫁さんの実家から先に贈られてくる場合もあります。

そのようなときには、お礼の連絡をするのがマナーです。封書やハガキでお礼状を出したり、電話でお礼を伝えましょう。

お礼状を出す場合は、相手に気持ちが伝わるように手書きがおすすめです。感謝の思いが伝わりやすくなりますよ。

お礼の連絡は、品物が間違いなく届いたことを伝える目的もあります。お歳暮(お中元)をいただいたら3日以内に連絡しましょう。

まとめ

  • 息子の嫁の実家にお歳暮を贈ってもよいが、習慣の違いには配慮する
  • 息子の嫁の実家にお中元を贈ってもよいが、お歳暮と同様の配慮が必要
  • お歳暮やお中元のやり取りをしなくてもマナー違反ではない

親同士が結婚したわけではないので、形式的な親の出番はできれば遠慮したい、と考える方が多くなっているようです。

実家同士は失礼のない、適度な距離を保つお付き合いをしていくのが一番いいかもしれませんね。

こちらの記事では、お歳暮の返信メールの例文について書かれています。