酒粕をそのまま食べると効果は抜群!美容や健康にも効能あり♪酒粕の効果を最大限に引き出す美味しいレシピと酒粕の保存方法や量も紹介!
酒粕はそのまま食べると少し苦くてチーズのような食感です。
酒粕は加熱せず、そのまま食べたほうが効果があります。
美味しくて健康や美容に効果があると言われている日本伝統の食材、酒粕。
食べてみたいけど、どうやって使うかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
あまり馴染みのない酒粕ですが、スーパーで簡単に手に入ります。普段の料理に少し加えるだけでも、酒粕の効果を期待できますよ!
実は加熱せずそのまま食べる方が効果が高いとわかっています。
この記事では、酒粕の効果を最大限に引き出すために加熱せず「そのまま食べる食べ方」をご紹介します♪
酒粕がスーパーに見当たらない時はネットでも買うことができますよ♪
酒粕をそのまま食べると効果は加熱するよりも栄養がある!
酒粕と言えば甘酒や粕汁など、あったかい物のイメージがありますが、実は酒粕は加熱しないほうが栄養があるんです!
酒粕は日本酒の搾りカスですが、栄養がたっぷりあります。
栄養をもれなく取りたいなら、加熱しないで食べましょう。
その酒粕をそのまま食べると効果は以下のものがあります。
健康効果…便秘解消 整腸作用 ダイエット効果 悪玉コレステロール低下など
美容効果…美白 くすみ改善 肌荒れ防止 廊下抑制 保湿など
病気予防…糖尿病 ガン 高血圧 肥満 骨粗しょう症など
酒粕を食べるだけでこんなに効果が期待できるなら、食べたくなりますね。
酒粕はお酒を8%含んでいます。子供や妊娠中の方、運転される方は食べないようにしましょう。
酒粕を鍋に入れ7~8分煮るとアルコールをある程度飛ばすことができます。
酒粕をそのまま食べる栄養と酒粕の種類
酒粕はそのまま食べるほうがメリットがたくさんあります。
酒粕をそのまま食べることで得られる栄養
酒粕を使った料理「甘酒」は「飲む点滴」と言われるくらい栄養が豊富です。
その酒粕をそのまま食べることで得られる栄養は以下のものがあります。
ペプチド
食物繊維
ビタミンB
オリゴ糖
ペプチド
酒粕に含まれるペプチドは、血圧の上昇を穏やかにしてくれます。
さらに月桂冠総合研究所の研究で、酒粕のペプチドには冷え性の血流を良くする効果があることがわかりました。
酒粕や甘酒を飲むと、体がポカポカするのは血流がよくなっているからかもしれませんね!
食物繊維
酒粕には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維といえば便秘解消やダイエット効果があることで有名ですよね。
酒粕100gにつき5gの食物繊維が含まれています。
オリゴ糖
オリゴ糖は善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。
食物繊維と同じで、便秘解消の効果があります。
ビタミンB群
酒粕のビタミンB群はお肌をきれいにすると言われています。
日本酒や酒粕はお肌をきれいにする、と言われているのはビタミンBが含まれているからなんですね。
私も日本酒の化粧品を使っていて、肌の調子がいいのでビタミンBに感謝しています。
ただ、このビタミンB群は加熱すると減少してしまいます。
酒粕を食べて綺麗になりたい場合は、酒粕をそのまま食べるのがおすすめです。
記事の下に、酒粕をそのまま食べる美味しいレシピを載せていますのでご覧ください♪
酒粕の種類
酒粕は3種類あり、用途によって選ぶことができます。
板粕
バラ粕
練粕
板粕
板状になった酒粕で、スーパーでは4、5枚入りで売られています。
だいたい200gで250円で売られていました。
板粕は溶けにくいので、料理に使う前にお湯や水につけて練ると使いやすくなります。
板粕をそのまま焼いたり、トーストに乗せて焼くレシピにぴったりな酒粕です。
バラ粕
バラ粕は、見た目がバラバラなのでバラ粕と呼ばれます。
一番スーパーで見かけた酒粕でした。酒粕というと、バラ粕を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
だいたい300gで250円です。板粕より安いですね。
板粕と比べて、バラけているので料理に使いやすいです。粕汁、甘酒など煮る料理にぴったりです。
練粕
練粕は文字通り板粕やバラ粕を練ったものです。
練っているので、そのまま料理に使えて便利です。
スーパーでは見かけなかったのですが、ネットで調べたら300gで250円でした。
練粕は魚や肉、野菜を漬け込んだり、料理の隠し味に入れるのに向いています。
呼び方の違うこの3種類の味はすべて同じです。板粕もバラ粕もお湯につけてふやかし、練れば練粕になります。
使いたい用途によって選んでください♪
酒粕をそのまま食べるレシピを紹介!食べるなら夜がおすすめ
酒粕の栄養を最大限に引き出す方法は3つあります。どれも簡単なのでぜひ試してみてください♪
加熱しない
酒粕は熱に弱く、40°を超えると酒粕に含まれる酵母(こうぼ)や酵素、ビタミン、食物繊維が消えてしまいます。
あったかい料理で多く使う酒粕ですが、栄養を存分に取りたい場合は加熱しないほうがおすすめです。
夜に食べる
酒粕は血栓の予防もしてくれるので、脳梗塞の予防にもなります。
血栓ができやすい夜に酒粕を食べると、血栓予防をしてくれます。
大豆イソフラボンと一緒に食べる
酒粕は大豆イソフラボンと相性抜群です。 一緒に食べることでお互いの効果をさらに高めます。
どちらも女性に嬉しい栄養なので、一緒に摂るといいですね♪
酒粕を買うはスーパーの佃煮コーナーにある
酒粕をそのまま食べるために、スーパーに酒粕を買ってみることにしました。
酒粕はスーパーの佃煮コーナーにありました。キムチや昆布のある辺りです。
酒粕のバラ粕だけない…!
バラ粕が使いやすそうだったので、買いたかったのですが売り切れのようです。
酒粕はあまり売れているイメージがなかったので、売り切れは想定外でした。
200gで250円くらいでした。隣を見るとバラ粕は300gで250円!
バラ粕のほうがお得なのですね、人気の理由がわかりました。
酒粕は人気の調味料なのでしょうか、たまたまテレビで特集でもしてたのでしょうか。
しかたなく酒粕の板粕を購入しました。板という名前ですが、硬くなく柔らかいです。
紙粘土のような触り心地です。4、5枚重なっているので、はがすのに少し時間がかかりました。
せっかくなので、酒粕そのまま食べることをしてみました!
食感はチーズで匂いが酒、味がほんの少し苦く無味です。
味があまりないので、いろんな料理に合いそうでした。
買ってきた板粕の成分を見ると、米と米こうじだけで作られていました。
着色料も保存料も入っていないので安心ですね。
酒粕そのまま食べるための材料がそろったので、さっそく酒粕調理開始です!
酒粕ヨーグルトのレシピ
<材料>
ヨーグルト 100g
酒粕(板粕) 5g
はちみつ お好みで
<作り方>
①板粕をヨーグルトに一晩漬け、ふやかす
②ヨーグルトをよく混ぜる
③完成
とても簡単ですね♪私は今回板粕を買ったので一晩漬けましたが、練り粕などすぐ溶ける酒粕なら一晩漬けなくて大丈夫です。
味は普通のヨーグルトよりほんの少し苦いですが、ほとんど気になりませんでした。
酒粕の匂いもほとんどせず、酒粕が固まっているところだけ少し匂いがしました。
酒粕ヨーグルトは大人の味です。
乳酸菌の入っているヨーグルトは腸内環境を整え、便秘解消に効果があります。
コレステロールを下げ、脂質を排出するのでダイエットにもいいですね♪
酒粕納豆のレシピ
<材料>
納豆 1パック
酒粕(板粕) 5g
しょうゆ お好みで
<作り方>
①板粕をお湯につけふやかし、練って柔らかくする
②納豆と酒粕、しょうゆを混ぜる
③完成
実際に作ってみたところ、私はこれが1番好きでした。
納豆の匂いで酒粕の匂いが消え、ほのかな甘い味が納豆にプラスされとても食べやすいです。
酒粕と納豆が同じくらいの柔らかさなので、スルスルと食べることができました。
夜に食べることを考え、納豆のタレはかけずお酢をかけたのが正解でした。
さっぱりしていて食べやすかったです。
冷やし甘酒のレシピ
<材料>
酒粕 50g
砂糖 15g 5g
水 300ml
塩 少々
しょうが汁 お好みで
<作り方>
①材料をすべてミキサーに入れる
②細かくなったら完成
冬のイメージのある甘酒ですが、実は甘酒は冬の飲み物です。
江戸時代には夏バテを防ぐための飲み物として愛飲されていました。
江戸時代から飲む点滴として飲まれてきたのですね。
簡単に作ることができるので、今年の夏は手作りの甘酒を作ってみてはいかがでしょうか。
酒粕をそのまま食べるには保存も大事
酒粕の材料は米と米こうじだけなので、賞味期限は短いのでしょうか。
買ってもたくさん量があるので、一度では使い切れません。
どれくらい置いてもいいものなのか、どこに保存するのか気になりますよね。今度は保存方法を見てみましょう。
酒粕の賞味期限と保存方法
買った酒粕の賞味期限を見たところ、一ケ月ほどでした。
調べてみたところ、未開封の酒粕の賞味期限は常温で三カ月もあるそうです。
よく考えれば、酒粕はアルコールを含んでいるので腐りにくい性質があります。
直射日光を避け、できれば冷蔵で保存します。使いかけのものはジッパーに入れて空気を抜きましょう。
冷蔵で冷やすことで、発酵が進まず風味や味の変化を遅らせることができます。
酒粕は冷凍保存することもでき、1年ほど保存することができます。
冷凍した酒粕はアイスのようにそのまま食べることもできます。
酒粕をそのまま食べるなら、冷凍酒粕にするのがいいという声もあります!
今年甘酒を作って、残ったら来年用に冷凍保存するのもいいですね♪
酒粕の表面の白いものはカビ?
酒粕を保存していると、表面に白や黄色、ピンクのカビのようなものが発生することがあります。
カビのように見えるので心配になりますが、これは酒粕が熟成されるときに発生するものなので問題ありません。
黄色やピンクがもっと熟成されると、茶色になり味が濃くなります。
この状態ではそのまま食べるのはおすすめしませんが、加熱して食べるには無害なので安心して料理に使ってください。
板粕はネットにもありましたのでご紹介しますね。
まとめ
- 酒粕をそのまま食べると効果は加熱するより栄養がある
- 酒粕をそのまま食べるにはヨーグルトなどに混ぜた方が良い
- 酒粕は長期間保存でき、表面の色が変わっても食べることができる
私は今まで酒粕を使ったことがなかったのですが、今では味噌汁やシチューに入れています。
あまり料理の味が変わらないので、子供たちも酒粕が入っているとは気が付いていません。
知らないうちに栄養を摂ることができるので、とてもおすすめです!
酒粕は体にいい効果がたくさんあるので、食生活に取り入れていきたいですね。
今回酒粕納豆をご紹介しました。こちらの記事では、夜食にぴったりな納豆レシピを紹介しています♪
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