猫の多頭飼いで威嚇はいつまで続くの?猫が威嚇するのはどんな時?先住猫と相性がいい猫や多頭飼いで飼い主ができることをご紹介♪

猫好きなら誰もがあこがれる、猫の多頭飼い。猫同士の相性の良し悪しもありますが、「威嚇」という行為自体はなくなりません!

猫の多頭飼いでは時間が経つと、威嚇の意味が変わります。また、威嚇の回数が減るかもしれません。

そもそも、猫はどんな理由で威嚇をするのでしょうか?それは、猫の習性にあるんです。

「先住猫と仲良くできるかな?」という不安な思いで、新入り猫を迎えることを考えている方はいませんか?

ここでは猫の多頭飼いをしている私が、猫同士の相性や仲良くできるかもしれない方法をご紹介します♪

また、猫の多頭飼いで飼い主さんが気を付けるべきこと、サポートしてあげられることも合わせてご紹介していきます。

猫の多頭飼いで威嚇はいつまでつづくの?

頭を低くし、うなり声をあげ、背中を丸めて体毛を逆立たせる。これが猫の威嚇のポーズです。

体を大きく見せながら、相手に牙をむけ「シャー!」と一発。まさにヘビのような鳴き声です。

そもそも、猫が威嚇をするのはどんな時なのでしょうか?

・縄張りに入られれた時 近づいてほしくない時

・ケンカなどで恐怖や怒りを感じた時

・触られたくない時 弱みをかかえている時

などがあげられます。猫は基本的に単独行動をする生き物です。また、ストレスも感じやすい生き物なんです。

そんな猫にとっての安らげる場所、それが縄張りです。

この縄張りが他の猫に奪われそうになると、不安を感じて威嚇行動に出るのです。これが、先住猫が新入り猫に向けてする威嚇の意味です。

性格の違いも影響しますが、猫は新しい環境を受け入れるのに、1~2週間ほどかかると言われています。

自分の家(縄張り)に違う猫が入ってくると、最初は警戒して威嚇しますが、そのうちお互いの居場所を探るようになります。

「あまり好きじゃないニャ~」と思っても、上手に付き合っていこうとする生き物なんです!

同じ家(縄張り)の中で一緒にいることを許し、相手が過ごすことをお互いに認め合うようになります。

ただ、先住猫と新入り猫の顔合わせが上手くいき、仲良くなったとしても、「これ以上勘弁してよ!」と拒否の意思表示の威嚇はします。

「わたしのゴハン取らないで!」とか「一緒に遊ぼうよ~」「もう、しつこいわね!」とかいう時ですね。

これは、猫社会でのコミュニケーションにおいて必要なことなのです!

ですので、猫の多頭飼いの威嚇はいつまでもつづきます。無くなることはないんです。

ただ、猫の性格や猫同士の相性で威嚇の意味が変化して、威嚇の回数は減るかもしれません。

猫の多頭飼いで先住猫と相性のよい性別は?

猫同士の相性、仲良くなれるかどうか気になりますよね?

相性の良し悪しは、対面してみないとわからない、というのが正直なところ。

ただ一般論として、上手くいきやすい・トラブルが起こりやすい組み合わせの傾向はあります。

上手くいきやすい組み合わせは、こちら。

  • 子猫×子猫

性別にかかわらず、遊び相手として一番仲良くなりやすい関係です。子猫は縄張り意識が低いのがいいようです。

ケンカをしているようにみえても、ただじゃれていることがほとんどです。

  • 成猫×子猫

先住猫が成猫で新入り猫が子猫の場合には上手くいくことが多い、といわれています。

オスの成猫でも、ちゃんと子猫の面倒をみるそうですよ。

メス同士はどちらも「女王様気質」なことも多いので、オス同士よりは慎重に見守ることが重要です。

  • 成猫(オス)×成猫(メス)

性格が合うかどうかが一番の要になります。こちらも慎重にすすめる必要があります。

交配の予定がないのであれば、避妊去勢手術は必ず行ってくださいね。

逆に、トラブルが起こりやすい組み合わせは、こちら。

  • 成猫(オス)×成猫(オス)

オスは縄張り意識が強く、去勢手術をしていたとしても、ケンカになりやすい関係です。気の弱いオスだと、ストレスになったりすることも。

  • 高齢猫×子猫

自由気ままに遊びまわる子猫の相手をする高齢猫は、疲れてストレスを感じてしまうこともありえます。

子猫:生後6カ月まで

成猫:7カ月から7歳

高齢猫:8歳から

怖がりか?警戒心が強いか?好奇心旺盛か?など、相性は猫の性格によるところも大きいです。

猫の多頭飼いで、先住猫と相性のよい性別を考えて新入り猫をお迎えしてみるのもいいかもしれませんよ!

子猫×子猫 我が家の初顔合わせのエピソード

2匹の保護猫を飼っている我が家で、初顔合わせは先住猫(メス・6ヶ月)、新入り猫(オス・3ヶ月)の時でした。

小学生の時、猫を飼っていたことのある私は、先住猫を「穏やかで、賢いタイプだな」と思ってみていました。

なので、何の根拠もないのに「この子なら、どんな子とでも仲良くできるはず。大丈夫!」と勝手に思っていたのです。

まず新入り猫はケージの中、先住猫を部屋で自由に、という状態で初顔合わせ。

その時、先住猫の本気の威嚇を初めてみました。「お~これが威嚇ね!」と思ったものです。

新入り猫は、先住猫におびえるというよりは、新しい環境に不安な様子でミャーミャー鳴いていました。

「さて、この後どうしよう?今日の対面はこれで終了かな?続きは明日に」なんて考えている時、新入り猫がケージから大脱走を企てたのです!

人の手の届かない戸棚の裏に入り込み、そこからなかなか出てこなくなってしまいました。

「先住猫がもし猫パンチでもお見舞いしたら、ケガするよね?」と思い、その日は私が2匹の間に入るようにして、同じ部屋で寝たのです。

次の日の早朝「ピチャピチャ」の音で目覚めると、先住猫をなだめるのにあげていたおやつを、新入り猫が食べていました!

なかなかの強者!その後、先住猫にすり寄り、かまってアピール!子猫ならではの大胆、自由な行動っぷりに仰天でした。

先住猫は「もう、いいわ。お姉ちゃんが面倒みてあげる」と言わんばかりに、グルーミングを始めたのです。さすが、私の読み通り!賢い子でした。

というわけで、我が家の猫達は一晩で打ち解け合い、仲良くなれました。

これは、かなりのレアケースかと思います。喜びもありましたが、正直驚きの方が大きかったです。

2匹は現在2歳。昔ほどじゃれ合いもしなくなりましたが、ちゃんと仲良くやってます!

猫の多頭飼いでストレス?猫はどうなるの?

自由気ままに生活しているイメージが強い猫ですが、実際はかなり繊細な生き物です。

多頭飼いをスタートさせ、先住猫・新入り猫とも気持ちにストレスがかかった場合、体調に変化が起こることがあります。

猫のストレスサインは、代表的なもので5つあります。

・食欲が変わる

・排泄の状態が変わる

・グルーミングが増える

・活動が変わる

・攻撃的になる

猫がストレスを抱えると、食べなくなるなど食事量に変化が出ます。ストレスからくる胃腸障害で、嘔吐や下痢が起こる場合もあります。

トイレ以外で粗相をしてしまうときもあります。自分の縄張りに安心できないことがあると、マーキング目的で粗相をすることがあるんです。

また、排泄の回数や尿・便の状態も普段と変わったりします。

グルーミングは毛づくろいのためにする行為ですが、ストレスがたまると必要以上に行います。

身体の一部だけを過剰になめ続け、毛が剥げてしまったり、皮膚炎を起こしてしまう場合もあります。

活動にも変化が起こります。普段起きているはずの時間や食事の時間になっても寝ている場合は、明らかに調子が悪い証拠です。

ストレスがたまるとイライラし、攻撃的になったりします。

飼い主さんは日々、猫の様子をよく観察し、早めにストレスサインに気づいて対処してあげましょう!

猫の多頭飼いで飼い主がするべきことは?

猫の多頭飼いで飼い主さんがするべきことは、たくさんあります!

先住猫と新入り猫がすぐに打ち解け合うとは限りません。ですので、しばらくは別々に暮らせるように部屋を分けてあげましょう。1週間くらいが目安です。

対面させる手順

・別々の部屋で生活させる

・お互いの気配を感じさせる

・ケージ越しで対面させる

・ケージなしで触れ合わせる

相手のニオイがするタオルなどを近づけて、自分とは違う相手がいることをわからせてあげましょう。

その後、ケージをはさんで会わせ反応をみます。猫パンチでケガをしないように見守りましょう。

(我が家では「ケージ越しでいきなり対面」ということをしましたが、これは本来ならやってはいけません!)

ケージ越し対面を何度か行ったなら、少しずつケージなしで触れあえるようにしていきましょう。もちろん、目を離さないでくださいね。

あくまでも猫の様子をみながら行ってみてください。あせってはいけませんよ!

先住猫に対する飼い主さんの接し方が、今後の多頭飼い生活を左右する、といわれているのをご存知ですか?

先住猫が過ごしてきた生活が変化しないように維持してあげること。何事も先住猫ファーストにしてあげるのがとても大切なんです!

なお、猫それぞれに性格の違いがあるので、飼い主さんの思いに反して上手くいかないことはありえます。

多頭飼いが無理なようであれば、部屋を分け、トイレや食事も別々にして、住み分けすることをおすすめします。

少し間をおいて時間をかけて、ご対面に再挑戦してみるのもいいでしょう。猫同士に期待して、待ってみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

  • 猫の多頭飼いで威嚇はいつまでも続く
  • 猫の多頭飼いで先住猫と相性のよい性別はある
  • 猫の多頭飼いでストレスがかかった猫のサインを見逃さないように
  • 猫の多頭飼いで飼い主がサポートできることはたくさんある

猫がそれぞれ異なる性格なので「これが絶対的に正しい!」というやり方は存在しません。

あせることなく、じっくりと猫の様子を観察し、多頭飼いライフを充実させてくださいね!

この記事では、洗濯ネットに入ってもおとなしくならない猫ちゃんの対応について書いてあります。