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猫の留守番はケージで何時間まで大丈夫?猫の留守番は何日位ならストレスにならないの?留守番中の猫におすすめなものをご紹介♪

猫の飼い主さんが一度は悩む問題のひとつに「猫だけでの留守番」があげられると思います。

猫に留守番をしてもらう時、ケージの中で過ごせる時間は子猫と成猫の場合で違いがあります。

また子猫の月齢によっても、留守番できる時間が変わってきます。何時間位できるのか知りたくないですか?

留守番中「イタズラしてないかな?」「事故が起きたりしてないかな?」「寂しい思いをさせてないかな?」など、飼い主さんは心配ですよね?

猫は比較的、留守番が得意な動物だと言われています。それは猫の特性にあるようです。

こちらでは飼い主さんが留守番中の猫に対して、注意してあげなければならない事を解説していきます。

また、留守番中の猫におすすめのものも、合わせて紹介しちゃいます♪

猫の留守番はケージで何時間まで大丈夫?

病気などの特別な場合を除き、飼い主さんが家にいる間、猫を常にケージで過ごさせているということはほとんどないと思います。

でも、外出時には猫をケ-ジに入れて留守番をしてもらっている、という飼い主さんは多いかもしれません。

そもそも、猫が留守番できる時間は何時間位なのでしょう?それは「子猫」と「成猫」によって違ってきます。子猫でも、月齢による違いがあります。

子猫の場合

・生後2ヶ月頃までの子猫

この時期の子猫にとって、一番大切なのは栄養です。栄養がすべてといっても過言ではないくらいです。

ですので、2~3時間おきにミルクをあげる必要があります。母猫がいない状態での留守番は、この時間以上はできません。

生後2~3ヶ月頃の子猫

この時期の子猫は離乳もすすみ始めます。ゴハンが食べられるようになったら、3時間以上の留守番ができるようになります。

生後4~5ヶ月頃の子猫

この時期の子猫は、12時間(約半日)の留守番ができるようになります。会社勤めの方が朝から帰宅するまでの時間位ならOKです。

・生後6ヶ月以降の子猫

この時期の子猫は、身体もしっかりして成猫なみです。成猫と同様に24時間(1日)の留守番もできるようになります。

子猫は好奇心旺盛で、やんちゃです。周りの環境に慣れていないため、予測不能の事故が起きてしまうことも考えられます。

誤飲やお風呂場での事故などが発生し、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

子猫の時は各月齢にあわせた時間で、ケージの中で留守番してもらうのが安全、安心です!

成猫の場合

「成猫になれば、子猫以上に長い時間ケージで過ごせる」と思っている飼い主さん、いませんか?

実は、逆です。成猫にとっては留守番中ケージに入っていること自体がストレスになってしまうんです!

成猫は、ある程度周りの環境に慣れてきて、家の中で自由に行動させても事故が起きにくいと言われています。

自分の縄張り(家)をパトロールしたり、お気に入りの場所でのんびり過ごすことを好みます。

ケージの中から出られずに、自由に行動できないこと自体に窮屈さを感じてしまうかもしれません。

成猫は、ケージに入れずに留守番していてもらいましょう。

もし何らかの事情でケージに入ってもらわなければならない時は、短時間にしておきましょう。

持病があって投薬の必要がある猫や体力の落ちた高齢猫には、長時間の留守番をさせてはいけません。

動物病院でお世話の仕方を教えてもらい、時間の調整が必要な場合もありますので、しっかり確認していきましょう。

我が家の猫の場合

我が家に推定月齢3ヶ月の保護猫がやってきたばかりの時のエピソードです。

猫は夜間就寝時と日中家族の外出(仕事・学校)時にはケージ内で過ごしていました。

一緒に暮らしはじめて1週間ほどしたある日、先に家に帰ってきた息子から連絡がありました。

「猫がケージから出て遊んでいるよ」と。

「ん?あれ?ケージの鍵かけ忘れてた?」と聞くと「いや、鍵はかかっている」とのこと。

「脱走したんだよ」「どこから?」「え?どこだろ?」

そうです、5㎝もないケージの隙間から脱走していたんです!

その日の夜「こうやって脱走するんだよ!」と教えてくれるかのごとく、私の目の前で再脱走を披露してくれました。

当時の猫の体重は700gほど、頭も小さくケージの隙間から余裕で抜けられる大きさだったようです。まるで液体!

その日を最後に、ケージ内で留守番してもらうのをあきらめました。

事故が起こらないように対策をして、家の中フリーで留守番してもらっています。

猫の性格によって、ケージ内でおとなしくできるタイプと元気いっぱい脱走タイプがいます。

万全の留守番安全対策してあげてくださいね!

猫の留守番でケージの中で過ごしてもらうのは、子猫の各月齢に見合った時間にしてあげることが重要ですね。

猫の留守番は何日位ならストレスにならないの?

猫はもともと群れではなく、単独で生活してきた動物です。ですので、ひとりぼっちの留守番もそれほど苦ではありません。

猫の性格にもよりますが、留守番そのものが猫を寂しい気持ちにさせてストレスになっている、ということは少ないようです。

「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」という行動様式をご存知ですか?

これは、主に薄明(明け方)と薄暮(夕暮れ)の時間に活発に行動する性質のことです。猫はまさにこの性質なんです!

ですので、猫は昼間の大半を寝て過ごします。マイペースで飼い主さんの帰りを待っているんですね。

飼い主さんの出張や旅行などで、どうしても何日か猫に留守番をしてもらわなければならない場合、1~2日程度ならストレスにならずに過ごせると言われています。

一緒に連れていかれることや、ペットホテルなどの知らない環境に置かれるよりは、家で留守番している方がストレスはかかりません。

猫に留守番してもらう間、飼い主さんが注意すべきことをまとめてみました。

・たっぷりの水を準備すること

・ゴハンは多めに準備すること

・トイレはできれば増設して準備すること

・誤飲・誤食しそうなものは片づけておくこと

・室温管理を徹底すること

水は意外に早く蒸発・乾燥してしまいます。猫が器にぶつかり、こぼしてしまうこともよくあります。

2.3ヵ所に準備して、十分飲めるようにしておきましょう。

ゴハンは多めに準備します。留守番中は食べ過ぎてお腹いっぱいになるよりも、空腹になっていることの方がストレスになってしまうんです。

食べることに困らない量を用意してあげましょう。ウエットタイプのものよりも、ドライフードの方が衛生上は適しています。

留守番中で最もトラブルが多いのがトイレです。汚れたトイレを嫌い、排泄を我慢してしまうこともあります。

出かける直前にキレイにし、猫砂はたっぷり入れておきましょう。できれば増設してあげることをおすすめします。

猫が食べたら危険な食材、口にすると危ないものは隠しましょう。

高いところに隠すのは、ジャンプできる猫には意味がありません。扉が付いた棚の中にしまいましょう。

猫は暑さに弱い動物です。夏の暑さの熱中症に気をつけてあげましょう。冬場は毛布などを準備してあげれば大丈夫です。

3日間以上留守にする場合には、別の対策が必要になります。猫の安全を第一に考え様々な選択を検討してみましょう。

・ペットシッターさんに頼む方法

猫は家につくと言われるように、住み慣れた環境にいることが一番安心です。慣れない場所に預けられることにストレスを感じてしまうことも。

そこでペットシッターさんに頼んで、家でお世話をしてもらうという方法があります。

猫の精神的な負担を軽くすることができそうです。

・友人・知人に頼む方法

猫好きな友人や知人に家に来てもらい、お世話をしてもらうという方法もあります。こちらも安心ですね。

・動物病院に預ける方法

ホテルを併設していたり、半日だけでも預かってくれる動物病院もあるそうです。獣医さんがすぐ近くにいる環境なので、とても安心です。

持病を抱えている猫の留守番時には、最適です。

飼い主さんは猫に留守番をしてもらう日数に合わせた調整が必要になります。

いろいろ調べ検討して、猫それぞれの性格や状況に見合った留守番対策をしてあげてくださいね!

猫の留守番におすすめなものをご紹介♪

猫の留守番対策で、おすすめなものがありますのでご紹介します。

自動給餌器

ストッカー部分に猫のゴハンをセットしておけば、設定した時間に自動でゴハンが出てくる仕組みの機械です。

1回に出てくるゴハンの量を変えられるもの、ゴハンの出てくる回数を変えられるものなど商品によって違いがあります。

タイマー機能だけでなく、WiFiに接続してアプリで遠隔操作できる商品も販売されています。

自動給水器

タンクに貯蔵した水がなくなるまで、自動で水やりできる仕組みの機械です。

水の汚れをろ過するフィルターがついているので、毛やほこり・食べかすが取り除かれ、いつでもきれいな水を飲むことができます。

ペットカメラ

スマホにアプリをダウンロードし、カメラと連携させることで、リアルタイムに留守番中の猫を見守ることができます。

猫に話しかけられる機能、猫の異常を感知して通知してくれる機能が付いた商品も販売されています。

自動給餌器との連動が可能な商品もあるそうです。

スマートリモコン

スマートリモコンは音声で家電操作が可能です。遠隔でエアコンの温度調整もできるので、室温をチェックして猫のために快適な温度を保つことができます。

猫にとって過ごしやすく、居心地のよい環境で留守番してもらうため、これらのものを上手に取り入れてみてはいかかでしょうか?

まとめ

  • 猫の留守番でケージに入っていることのできる時間は、子猫と成猫で違いがある
  • 猫が留守番を何時間できるかは、子猫の月齢によって変わってくる
  • 猫の留守番は1~2日ならストレスとは感じにくい
  • 猫の留守番におすすめのものを上手に使おう

猫の年齢、性格、持病の有無などを考えて、飼い主さんも安心できるより良い留守番方法をみつけていきましょう!