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封筒の書き方で学校宛には何て書くのが正しいの?封筒は縦書き横書きどちらがいいの?封筒の表書きと裏書きの書き方もご紹介♪

学校に必要書類を郵送で送るとき「はて、何て書けばいいんだろ?」と、宛名に困ったことはありませんか?

学校宛の封筒の書き方は「御中」と書くのが正しいマナーです。

今や情報伝達手段が様々に変化していて、手紙で郵送する機会もめっきり減っているかと思います。

「いざ、書こう!」となると、困ってしまう場合ってありますよね?

手紙が郵便で届いたとき、最初に目にするのは封筒の宛名です。第一印象、大事です!

好印象を与えられるように、しっかり学んでいきましょう。

こちらでは、正しい学校宛の封筒の書き方や縦書きのバランスについて説明します。

また、重要書類を同封する場合の注意点についても、教えちゃいます!

封筒の書き方で学校宛には「御中」を使おう!

封筒とは、手紙・文書・書付(かきつけ)などを封入する袋のことです。

封筒は主に紙類の移送、受け渡し、保存するときなどに使用されています。

具体的には、郵便で手紙を送るときに、便せんを封筒に入れて使うんですね!

学校へ封書でものを送る場合、封筒の宛名の書き方は「御中」を使うのが正しいマナーです。「おんちゅう」と読みます。

「御中」は学校宛のほか、企業や施設など団体に宛てた封筒を送るときにも使います。個人には使いません。

「御中」の「御」は、尊敬の意味を含んでいます。また「中」には「ある範囲の内側」という意味があります。

ですので、「御中」となることで「敬意を払いながら、その内側に入っていく」という雰囲気を持たせることができるのです。

「そちらの団体に所属する人なら、どなたでもよいので読んでください」の意味になるわけです。

ただ、学校の中で受け取る相手がわかっていて、個人名で送るのであれば「様」を使うのが正しいマナーです。

また「御中」と「様」の併用は、間違いです。送る相手が団体か?個人か?で変わりますので、確認しましょう。

学校の先生宛の場合「先生」は敬称で、「校長」「教頭」は役職名ですので注意が必要です。

敬称とは?

敬意を表す呼び名。人名に添えて敬意を表す言い方。「○○様」と同じこと。

具体的には「校長 ○○様」が正しい書き方になります。「 名前・役職名・様」の順番は間違いです。

もちろん、「○○様」の代わりに「〇〇先生」と書いても問題ありません。

封筒の書き方で学校宛には「御中」を使って、デキる人アピールしちゃいましょう!

封筒の書き方は縦書き横書きどちらがいいの?

縦書きの封筒を使うのに適しているのは、重要な書類の郵送のときです。学校宛に封書でものを送る場合は、重要な書類であることがほとんどです。

学校から特別に指定されているものがない場合は、縦書きの封筒を使いましょう。横書きの封筒は、使わない方が無難です。

宛名は手書きが基本です。楷書(かいしょ)で丁寧に書きましょう。(楷書:字画をくずさず、きちんと書く書き方)

送るものの大きさによって、使用する封筒のサイズも考える必要があります。

A4の便せんを横三つ折りにするなら、長形3号(寸法120×235㎜)の封筒が適しています。

封筒の宛名書きには、ボールペンやサインペンを使うのがおすすめです。

中身を入れない状態で書きます。入れたまま書くと、中の書類に宛名書きのあとが付いてしまいますよ!

封筒に学校名や住所をなどの宛名を書くときは、バランスが重要です。封筒の大きさを考えて文字数・文字間に気をつけて書いていきましょう。

文字を詰めすぎて余白が多すぎる、逆に文字間隔を空けすぎて書ききれなくなることがないようにします。

紙を封筒サイズに切ったり折るなどして、一度書く練習をしてみるのもおすすめです。

封筒の表書き

封筒の表側には、住所・学校名を書きます。住所は郵便番号の最も右端にある数字の下から、一文字下げて書きはじめます。

学校名は住所の書き出しよりも一文字下げて書きます。正式名で封筒の真ん中に大きく書きましょう。(たとえば「高校」ではなく「高等学校」など)

封筒の裏書き

封筒の裏側には、送り主である自分の住所や名前を書きます。郵便番号の上に、手紙を書いた日付を縦書きしましょう。

表側に書いた宛名の字より小さい字で住所を書きます。郵便番号の右端の下から一文字下げて書きはじめます。自分の名前は住所の文字より大きめに書きましょう。

中身を入れたら封をします。セロハンテープやホッチキスは使わないのがマナーです。中のものが張り付かないように、のりで貼りつけます。

最後に「〆」や「封」などの封字を書きます。これは「確かに封をいたしました」というしるしになります。

ここで注意

学校に書類を郵送する場合、学校側が準備してくれた返信用封筒を使うときがありますよね?

返信用封筒の宛名は「(学校名)行」と書かれているはずです。宛名をそのままにして送ったりしていませんか?

このような返信用封筒で送り返すとき、この「行」の文字を「御中」に直す必要があるんです!

縦2本線で消し「行」の下か、左側に「御中」と書きましょう。

これが正しいマナーになります。

封筒の書き方で「在中」を使うのはどんなとき?

封筒によく書かれている「在中(ざいちゅう)」という文字、見たことはありませんか?

「在中」とは「在る(ある)」「中(なか)」という言葉のとおり、封筒の中に何か入っているということを表しています。

たとえば「入学願書在中」と書いてある場合には、「この封筒の中には、入学願書が入っていますよ」という意味になるんです。

なぜ「在中」という記載をするのか知っていますか?それは、書類の重要性を伝えるためです。

学校にはたくさんの封筒が届きます。他の封筒に紛れても「在中」と書いてあることで、重要書類が入っているんだなと分かります。

何かの手違いで間違った部署に届けられた場合でも、封筒を開けなくても何の書類が入っているか明らかになるので、迅速に対応してもらえるはずです。

「〇〇在中」の記載は、縦書き封筒の左下に赤い文字で書きましょう。

書いた文字を四角く囲みます。定規を使ってもいいですし、丁寧にフリーハンドで書いても大丈夫です。

封筒の書き方で「在中」を上手に活用し、受け取る側に好印象を持ってもらいましょう! 

まとめ

  • 封筒の書き方で学校宛には「御中」を使おう
  • 封筒は縦書きのものを使おう
  • 封筒に重要書類が入っていることを知らせるため「在中」と記載しよう

封筒は、その郵便物の第一印象を決定付けます。様々なマナーがありますが、どれも受け取る「相手」への思いやりや気配りが形となってできたものです。

封筒の書き方で、コミュニケーション能力をアップさせていきましょう!

こちらの記事では、久しぶりに先生にメールや手紙を出すときの書き方が載っています。