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仏壇に供えてはいけない果物はあるの?供えてはいけない花は?仏壇にお供えするお菓子やご飯の置き方や盛り方をご紹介!

2023年3月10日

お盆やお彼岸などで仏壇に供え物をするものは、果物・花・お菓子・ご飯などがあげられると思います。

匂いの強い果物はお供えしてはいけないと知っていましたか?仏壇に供えてはいけない花もあるんです!

供え物とは、普段私達がいただくものを供えて、仏様と繋がっているのだという事を見つめ直し、感謝の気持ちを表すもの、と考えられています。

供え物として適切でない物を供えてしまうと、恥ずかしい思いをすることになるかもしれません。

ここでは供えてはいけない果物や供えてはいけない花をご紹介します。またお菓子やご飯などの、供え物に関するルールやマナーも合わせてご紹介します!

お供えの果物に迷ったらギフトになっているものを選べば間違いありません。

このフルーツギフトは、クール便で届けてくれて、メッセージカードやのし紙をつけることもできます。

仏壇に供えてはいけない果物ってあるの?仏壇に供える果物は?

仏壇に供えてはいけない果物は、匂いの強い(臭い)果物です。臭い果物は『死臭』を想像させるので、供え物には向いていません。

『死臭』は、悪い霊魂を呼び寄せると言われています。また、その家族に不幸が続くなどの怖い言い伝えがあります。なので、控えた方がよいでしょう。

臭い果物の代表格が、果物の王様といわれているドリアンです。また、ジャックフルーツも同様に臭い果物として有名なので、好ましくありません。

また、日持ちのしない、傷みやすい果物も供え物には向きません。傷んで腐った食べ物も『死臭』と同じで、悪い霊魂を引き寄せるとされています。

傷みやすい果物としてブドウ・梨・柿・キウイなどがあげられます。

暑い時期は、特に傷みやすいので気を付けましょう。傷んで腐る前に仏壇から下げて、家族でいただきましょう!

曹洞宗ではお盆に桃がダメ

仏教には多数の宗派があり、そのうちの一つに曹洞宗があります。

この曹洞宗のお盆行事「お施餓鬼(おせがき)」では、桃の供えがよくないとされています。

中国や日本では、桃には邪気を払う力があると信じられてきました。

お盆の時期は、自分達のご先祖様だけではなく、他の霊も供養してあげようという教えがあります。

その時に邪気を払うとされている桃を供えてしまうと、自分達のご先祖様も退けてしまう、と考えられているためです。

もちろん、お盆の時期以外に、桃を供えるのは大丈夫です。

また、曹洞宗以外の宗派では、お盆に桃を供えても問題はありません。

仏壇に供えるのにふさわしい果物は、丸い果物とされています。

丸は『円』、すなわち『縁』を連想させます。丸い果物を供えることで、仏様との縁を繋ぐ、という意味を含んでいるのです。

スイカ・メロン・りんごなどが適しています。

こちらのセットは、用途に合わせた名前入りのし、リボンをつけてくれます。

仏壇に供えてはいけない花は何?仏壇に供える花を紹介!

仏壇に供えてはいけない花もあります。それは、棘や毒のある花です。

バラは棘のある姿が、死やケガを連想させたり、殺生を思い起こさせると言われています。

殺生を避ける仏教にはふさわしくありません。同じく棘のあるアザミも避けた方がよい花です。

彼岸花は毒のある花です。仏様に毒を供えることになってしまうので、ふさわしくありません。

種類に限らず、果物同様、香り(匂い)の強すぎる花も避けるべきと言われています。ユリが該当します。

仏壇に供えるのにふさわしい花は、長持ちする花です。代表格は菊です。他、カーネーションやトルコキキョウなども適しています。

仏壇に供えるお菓子の置き方は?のしは必要?

仏壇に供えられる物は、お菓子も多いかと思います。

菊や蓮の形をした落雁(らくがん)は、代表的な供え物のお菓子です。おせんべいや最中(もなか)、水羊羹も人気です。

供え物として、常温保存ができ、賞味期限が長めのお菓子が最適です。

こちらの商品は賞味期限約15~30日です。お供えした後にみんなで美味しくいただけますね。

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供え物のお菓子は、高坏(たかつき)と呼ばれる高い足が特徴的な仏具に盛るのが一般的です。

お菓子の下に半紙を敷くことは、より丁寧なお供え方法です。

半紙は三角形の頂点がずれた形を折って作り、底辺の部分を仏壇側へ向けて置きます。(尖っている方が自分に向いていることになります。)

半紙がない場合は、無地の白い紙で代用できますよ!

高坏に盛る時は、奇数個をピラミット型になるようなイメージで盛ると、見栄えが良いのでおすすめです。

仏壇の中段に供えるのが一般的です。置く向きは、供える側から見て正面向きに置くのがマナーです。

箱に入ったお菓子を供える場合、包装紙は、派手な色や柄のものはよくありません。また、のし紙が必要です。

のし紙を付ける場合、『外のし』(包装紙の上に掛ける)と『内のし』(包装紙の中に掛ける)があります。基本的には、どちらでも問題はありません。

のし紙には『表書き』と言って、用途を書く上段と、贈り主の名前を書く下段があります。

表書きや水引(ひも状の飾り)の色は、四十九日の前か後かで変わるので、注意が必要です。

四十九日まで

・表書き:のし紙上段には『御霊前(または御供物、御供)』 下段には贈り主の名前

 表書きの文字と名前は薄墨の筆文字が好まれる(涙で墨が薄まってしまったことを表現している)

・水引:黒白で『結び切り』のものが使われる

 (結び切りは一度結ぶとほどけないことから、弔事などの繰り返したくない出来事の贈答品に使用)

四十九日以降

・表書き:のし紙上段には『御仏前(または御供物、御供)』 下段には贈り主の名前

 文字と名前は墨の毛筆が好まれる

・水引:『結び切り』で、地域によって色が違う 関東→黒白か双銀(青白) 関西→黄白

仏壇に供えるご飯の置き方や盛り方を解説

仏壇にご飯を供えることもあります。このご飯は、仏様が召し上がるためのものではないんです!

私達が『毎日美味しいご飯を頂いていて、満足に暮らせています』という、感謝を表す意味なんです。

宗派によって供える個数も変わりますが、仏壇に向かって右側に、ご飯を盛った仏飯器を置くようにしましょう。

宗派によって、ご飯の盛り方が違います。蓮のつぼみのようにするために小高く盛った形、蓮の実をイメージした円筒系の形など様々です。

湯気を供えて感謝の気持ちを表すため、炊き立てのご飯を供えることが大事になります。湯気がでなくなったら、冷めて固くなってしまう前に下げて頂きましょう。

ご飯の真ん中に箸を立てて供えているのを見たことがありますか?

あれは『枕飯(まくらめし)』と言ってお通夜や葬儀の時に捧げる盛り方です。仏壇に供える場合、箸は必要ありません。

まとめ

  • 仏壇に供えてはいけない果物は、臭いもの
  • 仏壇に供えてはいけない花は、棘や毒のあるもの
  • 仏壇に供えるお菓子は、常温保存で賞味期限の長いもの
  • 仏壇に供えるご飯は、湯気の出ている炊き立てのもの

仏壇に手を合わせることは、自分自身の心を清める効果があります。仏様と繋がっているような気持ちにさせてくれます。

宗派ごとの違いを知り、ルールを守った正しい供えをして、仏様・ご先祖様に感謝を表しましょう!

ここでご紹介したのは、あくまでも一般的なものです。宗派ごとの決まりがありますので、困った時は詳しい方にご相談くださいね!

こちらの記事では、お供えののしに名前は必要か書いてあります!