トマトの雨よけは100均で材料をそろえられる?雨よけの自作は意外と簡単!雨よけがどうして必要なのか、その理由も解説します!
トマトを栽培するときに、雨に濡れてしまうのを防ぐ雨よけですが、100均で売っている材料で作ることができるのでしょうか?
トマトの雨よけは100均の材料で作れるんです!何でもそろってしまう100均はとても頼りになりますね♪
材料はそろえられたけど「自分で作れるのかな…」と自信がないそこのあなた!
大丈夫です!意外と簡単に作ることができるので、チャレンジしてみてください。
ホームセンターやネットショップで、雨よけの材料がセットになった商品もありますが、やはりお値段が高めになってしまいます。
100円ショップに行って実際に見てみましたが、私なら迷わず100均の材料を選びます(笑)
雨よけが必要な理由も解説しますので、頑張って作ってみてくださいね!
トマトの雨よけは100均で材料をそろえられる?
トマトの雨よけを作るためには、100均のどんな材料が必要なのでしょうか?
ダイソーとセリア、どちらにも雨よけに使用できそうな材料があったのでご紹介します。
いくつか店頭で見つけられなかったものもあるので、商品名を記載しておきます。
ダイソーの商品
①園芸支柱 90㎝×3本 φ0.9㎝
短めなので、鉢植えやプランターなどに使用できそうです。
②園芸支柱 φ16㎜×180㎝、φ16㎜×150㎝
連結支柱、ジョイント支柱(写真無し)
トマトの高さに合わせて長さを選べます。連結支柱はねじ込める部分が初めからついている物で、下の写真④の連結アーチ支柱と繋げられるようになっています。
さらに高さを足したい場合、ジョイント支柱を使います。
③連結トマト支柱 150㎝×3本、ジョイント9本
支柱を連結すると150㎝の高さで、出来上がりは三角柱のようなかたちになります。鉢植えならこれでも対応できそうです。
④連結アーチ支柱
ダイソーにはこのサイズだけでした。連結支柱という商品と組み合わせると、ジョイントなしで組み立てられます。今回はお店にありませんでした。
⑤園芸支柱クロスジョイント 16㎜ 12個
⑥園芸支柱クロスジョイント 11㎜ 24個
⑤⑥共、支柱を固定するパーツです。支柱の太さに合わせて選んでください。
⑦結束バンド 30㎝・20㎝・10㎝
必須ではありませんが、ジョイントの代わりに使うこともできます。
トンネルパッカー 8㎜・10個 (写真無し)
支柱にビニールを固定するパーツです。残念ながら品切れで、店頭にはありませんでした。
支柱の太さによりますが、洗濯ばさみでも代用できるのではないかと思います。
セリアの商品
①U型園芸支柱 (150㎝ 2本入) (120㎝ 2本入) (80㎝ 3本入)
セリアには3つのサイズがあったので、大きさによって選べます。
ダイソーのように連結支柱ではないので、ジョイントが必要です。
②園芸支柱クロスジョイント 16㎜ 12個
ダイソーには2つのサイズがありましたが、セリアには16㎜のものだけでした。
③ガーデニングクリップ 20個 (12㎜~16㎜ 10個・8㎜~13㎜ 10個)
これは、支柱にビニールを固定するトンネルパッカーの代わりに使えそうです。
④園芸支柱 60㎝×6
この支柱は自由に折り曲げられ、拡大した写真の絵のようにアーチ型を作ることもできるようです。
鉢植えやプランターで栽培するならこれも使えそう!
⑤スチール園芸支柱 (φ0.8×75㎝ 3本) (φ13.7×90㎝) (φ1.1×120㎝)
こちらもダイソーと同じく、長さや太さを選んで購入できます。連結できるタイプはなかったので、ジョイントや紐が必要ですね。
⑥園芸リング支柱 75㎝
これは、小学校の鉢植えなどでも使用されている支柱ですよね。
植木鉢で栽培するなら、この支柱にビニールを被せれば雨よけになりそうです。
100均になかったもの
雨よけの材料でビニールが必要なのですが、100均には園芸用のビニールはないようです。
ホームセンターで売っていたもので、880円(税込)でした。
少し高くなりますが、他の材料を100均でそろえればかなりコストダウンできるのではないでしょうか。
何とか100均のもので代用できないかと調べてみたところ、ダイソーの抗菌テーブルクロス(透明 120㎝×150㎝)という商品ならビニールの代わりに使えるかもしれません!
今回、お店では見当たらなかったので、必要な方は店員さんに尋ねてみてくださいね。
トマトの雨よけを自作してみよう!
トマトの雨よけは思ったよりも簡単に自作可能です。100均の商品でも十分対応できそうですよ!
今回はダイソーで購入できる材料で説明します。
- 連結アーチ型支柱
- 連結支柱(ねじ込みのジョイントがついている支柱)
- ジョイント支柱(高さが足りない場合、連結支柱に足して使う)
- クロスジョイント(支柱を連結させるパーツ)
- トンネルパッカー(支柱にビニールを固定するクリップのようなもの)
- ビニール
~作り方~
① 連結アーチ型支柱と連結支柱(高さがいる場合はジョイント支柱を足す)をねじ込んで接続する
畑の大きさや、プランターの長さに合わせてこのパーツをいくつか作る
② ①で作ったパーツの連結支柱の両側とアーチ型支柱の真上(3ヶ所)にクロスジョイントを付けていく
③ ②で付けたクロスジョイントに、支柱をはめ込んで1で作ったパーツをトンネルのようにつなげる (支柱の両側に1本ずつ、アーチ型支柱の真上に1本)
④ ビニールを被せて、トンネルパッカーで支柱にとめていく
ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、仕上がりのイメージはこんな感じです!
これはビニールを被せていませんが、上から全体の3分の1くらいまで囲ったら完成です。
湿気がこもるとカビなどの原因になるので、全体に被せないようにしましょう。
トマトの雨よけが必要な理由とは?
トマトの雨よけは、トマトを栽培する際には欠かせないアイテムです。なぜ必要なのでしょうか?
泥はねに弱い
トマトは過湿や泥はねにより「疫病」にかかりやすくなります。
疫病はカビから感染し、葉っぱや茎に発生すると小さな斑点がだんだん広がり枯れてしまいます。
トマトはよく日が当たり、水はけの良い環境でないとカビが発生する原因になります。
土からの泥はねを防ぐためには雨よけが必要なんですね。また、土の上にシートや藁(わら)を敷いておくと、さらに効果的です。
実割れしてしまう
雨が降ると土の水分が急激に増えてしまいます。トマトは過度な湿度に弱く、必要以上に吸水してしまうことが実割れの原因になります。
トマトは実の内側から成長するため、皮が実の成長に追い付かず亀裂が入ってしまいます。
トマトに直接雨が当たるのも実割れの原因の一つです。
茎や葉っぱからも水分を吸収してしまうので、雨が多い時期は雨よけが重要な役割を果たします。
おいしいトマトを育てるには、水分管理がとても大切なんですね。
まとめ
- トマトの雨よけは100均のもので自作可能!
- トマトの雨よけは実割れや疫病を防いでくれる
- トマトの栽培は水分を与えすぎないのがポイント!
おいしいトマトを作るには、雨よけがとても重要なことが分かりました。
100均のもので意外と簡単に作ることができそうなので、ぜひ試してみてくださいね♪
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません