猫にまたたびはいつから与えてもいいの?おやつや好きなおもちゃにまたたびが入っていた時の効果や量、頻度。何歳からどれくらいあげる?
猫の大好物、またたびを飼い猫にいつから与えていいのだろう?と思う飼い主さんは多いですよね。
いつからがいいかと言うと、生後6ヶ月~1歳になってからあげるようにしましょう。
またたびに反応するのは成猫で、発情期を迎えていない子猫には効果がないと言われています。
またたびにもいろんな商品があり、またたびの枝や粉、おもちゃやおやつもあります。
「猫にまたたび」と言われているように、8割の猫はまたたびが好きです。
またたびは中毒性がありそうですが、意外と安全性の高いものなので安心して与えてくださいね♪
いつからまたたびを与えてもいいか知りたい人
どうしてまたたびが猫に効果があるのか知りたい人
売っているまたたびの種類を知りたい人
またたびの効果や与え方を知りたい人
またたびといえばこれ!お手軽で使いやすいです。
猫にまたたびはいつから与えてもいいの?
またたたびは生後6ヶ月~1歳になってからあげるようにしましょう。
子猫のうちは、嗅覚や神経が十分に発達していないので使用しないほうがいいです。
またたびは発情期を迎えた成猫に反応すると言われています。
またたびは猫が好んで食べるものなので、必ずあげなくてはいけない、というわけではありません。
またたびは嗜好品で、人間で例えるとアルコールやコーヒーと似ている、と考えていただいて大丈夫です。
アルコールやコーヒーが苦手な大人もいますし、大好きな大人もいますよね。
ただ、アルコールのように中毒性はないので安心してください。
私も2匹猫を飼っていて、一匹はまたたびが好きですが、もう一匹はそこまで好きではありません。
6ヶ月~1歳から与えるのが推奨されている
またたびの商品に、いつから与えてもいいかと言うのが表記されているものもあります。
いつから与えてもいいかわからない場合は、実際に商品を見るのが確実ですね♪
次に、またたびはいつまであげてもいいのか知りたいですよね。
正解は、またたびは何歳まで使用しても大丈夫です。
またたびに対する反応は老猫になるほど鈍くなるようで、1歳以上の若い猫の方が反応が良く、9歳の老猫は反応が鈍いという研究があります。
これは、老猫になると嗅覚、味覚、ヤコブソン器官の感度が落ちるためではないかと言われています。
与える量は0.5g~1g
またたびは一度に0.5~1g使用するようにしましょう。一日1g以内にしておくのがベストです。
0.5gは耳かき半分、1gは耳かき1杯分です。
一週間に1回〜4回程度にして、連日の使用は避けましょう。
売られているまたたびの粉は、0.5g個包装になっていますので使いやすいです。
商品によっては推奨年齢が記載されていたり、使用量について書かれているので、使用方法をよく見てから使用するようにしましょう。
最初は少量から少しづつ与えて、猫ちゃんの様子を見てくださいね。
またたびは安全と言っても、与え過ぎは中枢神経が異常を起こし、最悪呼吸困難になってしまいます。
飼い主が留守の間に食べすぎたり、またたび入りのおもちゃが壊されるかもしれません。
またたびをしまっておく場所も注意が必要です。
- 猫の手が届かない高いところに置く
- ジップロックなど匂いが漏れない袋に入れる
猫ちゃんがまたたびを食べないように、しまい方にも気をつけましょう。
またたびはどんなもの?お店で売られている商品をご紹介
猫が好きなまたたびは「マタタビの木」からできています。
珍しい木ではなく、日本全国の山に生えている木です。
猫が好きなまたたびは、虫が卵を産み付け変形した「虫えい実」というまたたびの実が猫は好きなんです。
またたび商品に使われるのは、この虫えい実からできています。
猫がまたたびを嗅ぐとフニャフニャするので、不安でしたが自然の実からできているんですね。
猫の上あごにはフェロモンを感知する器官があります。
「ヤコブソン器官」と言い、またたたびの成分である「マタタビラクトン」を嗅ぐと中枢神経が麻痺し、泥酔したようになります。
またたびの成分の一つ「フェニルエチルアルコール」の作用でよだれも出ます。
猫はいつからまたたびが好きなのか調べたところ、江戸時代にはすでに猫はまたたびが好きということが分かっていました。
浮世絵にも猫がまたたびを嗅いだときの反応が書かれています。
昔の人も、猫がまたたびを嗅いで喜ぶ姿を見ていたんですね♪
猫が好きなまたたびを見るために、ホームセンターへ行ってみました!
お店で売られているまたたびは、枝や粉、おやつやオーラルケアのものまであります。
またたびコーナーは、猫のご飯の隣に大きく設置されています。
スタンダードな粉タイプのまたたび。0.5gが10袋なので気軽に買えますね♪
こちらはまたたびの小枝!と思いきやデンタルブラッシングできるおやつです。
この商品は見た目はまたたびの枝ですが、なんとまぐろ味で、またたびの粉が配合されています。
インターネットにもまたたびの小枝ありました!まぐろ味でおいしそうですね。
こちらもオーラルケアのできる商品です。猫ちゃんが楽しくケアできるように、工夫された商品がたくさんありますね♪
インターネットにもまたたび玉オーラルケアが売られています。
他にも、またたび水やまたたび香など、おもしろい商品が多く置いてありました。
猫ちゃんの好みに合わせて使うのも楽しそうですね♪
猫はまたたび効果でどんな反応をするの?
「猫にまたたび」ということわざがあるように、8割の猫はまたたびが大好きです。
私が飼っている猫もまたたびが好きで、匂いを嗅ぐとゴロンと転がってクネクネします。
またたびを与えた猫の反応は可愛くて面白いですよね。
またたびを嗅ぐと、次のような行動を起こす猫ちゃんが多いようです。
- 興奮し転げまわる
- 酔っぱらったようになる
- またたびに頭や身体をこする、くねくねする
- よだれを垂らす
- ゴロゴロ喉を鳴らす
- 攻撃的になる
酔っぱらったような行動で大丈夫か不安になりますが、この反応は安心して大丈夫です。
意外かもしれませんが、またたびは安全性の高いおやつです。
大学の研究によると、中毒性もなく20~30分で普通に戻ります。
常習性や副反応もなく、依存性もないので上手に使うと以下の効果があります。
- リラックス効果
- ストレス解消
- 食欲増進
- 運動不足解消
- 蚊よけ成分を付ける
(毎日使うと効果が薄くなるので、週1~4回の使用がおすすめです)
猫へのまたたびの与え方はごほうびやスキンシップとして
またたびは安全性の高いおやつですが、毎日使っていると反応が落ちます。
またたびの与え方は、頑張ったごほうびや飼い主とのスキンシップとして使うのがおすすめです。
- 爪切りやシャンプー、歯磨き後のごほうびとして
- キャリーに入ってくれない時に誘う
- 食欲がないときに使う
(またたびの与え方は飼い主さん次第ですが、しつけとして使う方も多いです)
またたびの強さは、粉→液体→実→枝→葉と強さが変わります。
またたびの強さや持続効果時間も考えながら、使う商品を選ぶといいでしょう。
またたびを嗅がせる与え方
刺激が弱く、効果が長続きします。またたび入りのおもちゃや、ぬいぐるみが当てはまります。
またたびを舐めさせる与え方
刺激が強く、効果時間は短いです。またたびの枝やまたたび粉が当てはまります。
枝を良く舐めていますが、あれは上あごのヤコブソン器官にすりこんでいると考えられています。
爪とぎに同封されている
猫用爪とぎに、またたびの粉が同封されている商品があります。
私の飼っている爪とぎにも同封されていました。
爪とぎにまたたびが同封されていても、子猫にはまたたびの粉は使わないようにしましょう。
猫のまたたび動画は癒される♪
またたびをもらっている猫ちゃんの動画はとてもかわいいですよね♪
ちゅーるをもらっている猫ちゃん動画も好きですが、酔っぱらっているような動きはずっと見ていたくなります。
インターネットにはたくさんの猫ちゃん動画があります。
猫にまたたびをあげている動画を見ると、またたびが気にいってずっとスリスリしている様子を見ることができます。
とても癒されるので、またたびを飼い猫にあげようか迷っている人は見てみてください♪
まとめ
- 猫へまたたびを与える場合は生後6ヶ月~1歳からがおすすめ
- またたびをいつから与えていいかわからない場合は、商品に書いてある年齢を参考に
- またたびの効果はリラックス効果、ストレス解消などがある
子猫を飼っている飼い主さんは、いつからあげようか考えると楽しみが増えますね。
6ヶ月過ぎたらいつからあげてもいいように、今からまたたたびコーナーを見るのもいいですね♪
こちらの記事では、雨の日野良猫はどにいるのか書かれています。
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