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柑橘類の種類や見分け方のポイントは?大きさや色、時期でもわかる品種を一覧でご紹介♪ミカンは小さいほうが甘いって本当?

柑橘類の種類を見分けるとき、みなさんは色や大きさで判断されるのではないでしょうか?

柑橘類は色や大きさだけでなく、旬の時期で判断できます!

例えばご近所さんにいただき物をしたときなど、「これは何という柑橘類かな?」なんて思ったことありますよね?見た目だけでは判断できないものもたくさんあります。

柑橘類の品種は世界で900種類以上、日本だけでも80種類以上もあるなんてすごい数ですよね!そんな中から見分けるのは簡単ではありません。

この記事では、身近な柑橘類の見分け方やおいしい果実の選び方を紹介します。

時期によってお店にならぶ品種も変わってくるので、いろんな柑橘類を楽しみましょう♪

柑橘類の種類や見分け方は?

柑橘類と聞いてまず思い浮かべるのは、ミカンやオレンジ、グレープフルーツ、レモンなどスーパーに年間を通して並んでいるものではないでしょうか。

ひとくくりに柑橘類といっても分類があります。

いくつか挙げてみると、「ミカン類」「オレンジ類」「グレープフルーツ類」「ブンタン類」「キンカン類」など同じ柑橘類でもそれぞれ分類が違います。

おおよそ見当がつくものもありますが、色や大きさが似ていると判断に困りますよね。やはり見た目だけで判断するのは難しいようです。

柑橘類の種類の一覧をご紹介!大きさや色がポイント

なかなか判断しづらい柑橘類ですが、特徴や時期を一覧で詳しく紹介します。

身近で、見た目が似ているものをいくつか選んでみましたので、ぜひ活用してみてください。

清美オレンジ

色はオレンジとよく似ていて、皮は少し厚めです。大きさは6~8センチで甘みと酸味のバランスが程よく、果汁が多いためナイフで切り分けて食べるのがおすすめです。

2月~4月下旬まで出回りますが、一番の食べごろは3月頃です。

引用 : JA紀南

伊予柑(いよかん)

ミカンより少し大きめで、濃いめのオレンジ色をしています。大きさは7~10センチで、皮はミカンより少し厚めです。手で剥くのは少し力がいるかもしれません。

1月~3月が旬の柑橘類です。

引用 : JA紀南

デコポン

デコポンはヘタの部分が少し飛び出ていて、他の柑橘類と比べると形に特徴があります。

大きさは8~10センチで皮は厚めですが、手で簡単に剥けるくらい柔らかく、内皮もそのままで食べられます。

12月~5月までが食べごろです。

引用 : JA紀南

ネーブル

ネーブルはオレンジの一種で、底の部分にくぼみがあります。そのくぼみが「おへそ」に似ているためネーブル(英語で「へそ」の意味)という名前がついたそうです。

オレンジ色が鮮やかで甘みも酸味も濃く、香りも強いので文句なしの逸品です。

大きさは7~8センチ程で、旬の時期は2月~3月下旬になります。

引用 : JA紀南

八朔(はっさく)

八朔は黄橙色でサイズはだいたい7~10センチです。柑橘類には珍しいサクッとした食感で、果汁はやや少なくほんのりした苦みがあります。

皮は厚く、中の袋部分(じょうのう)も剥いて食べます。出回り時期は1月~4月下旬ですが、2月~3月一番おいしい時期です。

引用 : JA紀南

柑橘類の種類は時期によって出回る品種が違う

柑橘類は輸入などにより年間を通して手に入るものもありますが、収穫の時期によって出回る品種や種類にも違いがあります。

例えば「ミカン」は一般的に冬の果物と思われがちですが、早いものだと9月頃から収穫されます。

9月には「極早生(ごくわせ)」、10月「早生(わせ)」、11月「中生(なかで)」、1月~3月頃まで「晩生(おくて)」といろんな種類に変化していきます。

早い時期に出回るものは青みがかっていて、酸味が強い傾向があります。季節が進むにつれてオレンジ色になり、濃厚な甘みも加わってきます。

「酸っぱい好き!」なら出始めのミカン、「甘みが一番!」なら少し遅めなど、時期によって好みのミカンが選べますよ♪

柑橘類の種類で小さいミカンのほうが甘いって本当?

ミカンのおいしい季節になってきましたが、みなさんはミカンを選ぶとき何を基準に選んでいますか?

見た目でしか選ぶことができないし、「大きいほうがお得かな~」なんて思ったりしていませんか?

実は、ミカンは小さいほうが甘いんです!

私は「なんとなくおいしそう!」みたいな感じで選んでしまって、失敗もたびたびなんですが…。

できれば、甘くておいしいミカンを高確率で選べたらいいと思いませんか?

なぜ小さいミカンが甘いかというと、成長過程で実が小さいうちに糖の量が決まります。なので、小さいミカンは糖度か高く甘いミカンになるのだそうです。

さらに、甘みが増す時期に横へ成長するので、形は扁平なものを選んでみてください。

あとは、きれいに色ずいているもの、ずっしりと重みがある、皮が薄いなどもポイントになります。

品種によってはこの条件が当てはまらないものもありますが、一度試してみる価値はありそうです!

柑橘類の種類の日本で最も生産量が多いのは?

最初にお伝えした通り、日本でも80種類を超える柑橘類の品種が栽培されています。その中でも生産量が一番多いのは、だんとつで「ミカン」です。

柑橘類だけの枠に収まらず、国内の代表的な果実の中でも日本一の国産果樹といえる収穫量なんです!

都道府県別でミカンの生産量ランキング(2021年産)を見てみましょう。

1位 和歌山県

2位 愛媛県

3位 静岡県

この上位3つの県で国内の約50%のミカンが生産されています。わずか3つの県だけで半分の量にはびっくりです!

ここ最近、国内産のものはお値段も高めで、ついつい安い輸入品を買うことが多くなりがちです。

その中で日本一の生産量を誇る国産のミカンは、お手頃な価格で手に入ります。

安くておいしいミカンを食べられることは、日本に生まれてよかったと思えるところですね♪

まとめ

  • 柑橘類の見分け方は、色や大きさをくらべてみたり、特徴のある形などもポイントになる
  • 出回る時期によっても品種や種類が変わってくる
  • ミカンは小さくて、扁平な形を選ぶと甘い確率が高い
  • ミカンは日本一の収穫量がある

柑橘類の種類の見分け方はほぼ見た目からの判断になりますが、それだけでは難しい場合もあります。

出回る時期も品種によって違ってくるので、それも参考にすると季節ごとにいろんな柑橘類を味わえます。

これから「こたつにミカン」の季節がやってきます♪おいしいミカンの選び方もぜひ参考にしてみてくださいね。