ドッグランで嫌われる犬種は?チワワは迷惑で柴犬は嫌われる?マウンティングなどしつこい犬からのトラブルや危険を避けよう!

犬を飼われている方なら、ドッグランを利用される機会もあると思いますが、ドッグランで嫌われる犬種がいるというのは本当でしょうか?
柴犬やチワワとよく耳にしますが、特に嫌われている犬種がいるわけではありません。
「柴犬は気性が荒い」「チワワにはケガをさせてしまいそう」なんてイメージがあるようですが、みんなに当てはまるとはかぎりませんよね。
ドッグランでのトラブルは、ルールやマナーを分かっていないと起きることが多いようです。
ご自身の犬の性格をよく理解しているか、必要な「しつけ」をされているかでトラブルは防ぐことができます。
他の犬とのトラブルを回避する方法やどんなしつけが重要か、飼い主さんのマナーについても紹介します!
しっかり理解したうえで、ドッグランを楽しみましょう♪
ドッグランで嫌われる犬種は小型犬と中型犬?


ドッグランで嫌われる犬種っているの?

中型犬では柴犬、小型犬はチワワってよく聞くんだけどそれぞれ理由があるらしいよ!
中型犬
中型犬の柴犬はドッグランで嫌われがちだとよく聞く犬種ですが、どんな理由があるのでしょうか?
- もともと猟犬や番犬だったため見知らぬ人に対しての警戒心が強い
- 飼い主に忠実、勇敢で頭がいい
- 独立心が強く頑固な面もあるので、ほかの犬と仲良くできない傾向もある
特徴にもあるとおり、警戒心の強さから知らない人にはあまり友好的ではないようです。
攻撃性があることも問題視されているので、飼い主さんは目を離さないようにしましょう。
全ての柴犬に当てはまるわけではないので、柴犬だからといって避ける必要はありません。
小型犬
小型犬でもドッグランで敬遠されることがあります。
身体が大きな犬種が小型犬にぶつかってしまうとケガをさせてしまう恐れがあるからです。
中でも、チワワは特に身体が小さいので飼い主さんも注意が必要です。
ドッグランによって体の大きさでスペースを分類されている所もありますが、フリースペースの場合に困ってしまう方もいらっしゃるようです。
小型犬でドッグランを利用する場合は、スペースがしっかり分類されているドッグランを選ぶ方が安心ですね。
注意が必要な犬種や特徴
ドッグランを利用できなかったり、利用制限がかかりやすい犬種はやはりいるようです。
秋田犬・土佐犬・紀州犬・ジャーマンシェパード・セントバーナード・アメリカンピットブルテリア・グレートデーン・ドーベルマン・ロットワイヤー・アメリカンスタッフォードシャーテリアなど
これらの犬種は一例なので、すべてのドッグランに当てはまるわけではありません。
どんな犬種でも攻撃性が強いと思われる犬は利用制限が行われています。
身体の大きさに限らず、「噛み癖」「激しく吠える」「攻撃性が強い」このような特性があると利用を断られるドッグランもあります。
ドッグランによって条件や制限される犬種にも違いがあるようなので、利用したいドッグランの情報は事前に調べておくといいでしょう。
ドッグランのルールを理解していれば、みんなが楽しく利用できるのではないでしょうか。
犬のマウンティングなどしつこい迷惑行為をされた時の対処法


ドッグランでしつこい犬に会ってしまったらどうしたらいいのかな?

そんなときは、一度その場を離れて避難させてあげるといいよ!
ドッグランで起こる問題の一つに、「しつこくされる」といった悩みがあるようです。
この行為は、犬同士の相性によっては喧嘩の原因になったり、しつこくされた側の犬がトラウマを抱えることになりかねなません。
見ようによっては、仲良く遊んでいると勘違いしてしまう飼い主さんもいらっしゃるようです。
「しつこい」犬とは?
「しつこい」とはどんな行為を指すのでしょうか?しつこくする側、される側の両方の立場から考えると、トラブルを防ぐことができます。
追いかけるという行為は一見、追いかけっこで楽しく遊んでいるように見えますが、そうでない場合もあるようです。
追いかけている犬はただ遊びたいだけのようですが、追いかけられる犬は怖くて逃げているのかもしれません。
追いかけるのが一方的の場合や、しっぽをまいて逃げているときは嫌がっている可能性があります。
マウンティングは発情期だけでなく、遊んでいる嬉しさや楽しさで興奮してしまい行ってしまうことがあります。
遊びの延長のようにも思えますが、子犬や体の小さい犬などは怯えてしまい遊べなくなります。
もし、ご自分の犬がマウンティングしている側でもされている側でも、遊びの範囲内か判断し、止めることも必要です。
犬によっては、ずっと吠え続ける子がいます。
吠え続ける理由としては、ただ一緒に遊びたくて誘っているだけなのですが、相手の犬が思い通りにならないとずっと吠えてしまうようです。
1匹が吠え続けると、他の犬もつられて吠えだし喧嘩になる可能性もあります。
こうなると、周りにも迷惑をかけてしまうことになりかねません。
「しつこい犬」の対処法
もし、しつこい犬に出会ってしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
そんなときは、一度ドッグランから退出して落ち着かせてあげることが大切です。気晴らしに別の場所を散歩させてあげるのも効果的です。
そのまましつこい犬と一緒にい続けると、ヒートアップしてしまい喧嘩に発展してしまいます。
ドッグランで嫌なことをされたり怖い体験をすると、トラウマになってしまう可能性もあります。
特定の犬種が苦手になったり、恐怖で威嚇するクセがついてしまっては可哀想ですよね。
犬が嫌がっていないか、我慢の限界がきていないかを、飼い主さんがよく見極めてあげてください。
ドッグランでトラブルに遭った事例と対処法

ドッグランは、ノーリードで犬を遊ばせてあげられるスペースで、運動不足の解消や社会性も学ぶことができます。
最近では全国各地にドッグランが増え始め、色んな地域の方が利用しやすくなってきました。
その一方で、様々なトラブルも起きるようです。

ドッグランではどんなトラブルがあるのかな?利用したいけど少し不安だな…

色んなトラブルがあるけど、飼い主が自分の犬をちゃんと見ていれば簡単に回避できるよ!
ドッグランでは犬同士のトラブルと思われがちですが、飼い主さん同士の考え方の食い違いで起こってしまうこともあります。
トラブルに遭った体験談
いくつかトラブルの事例を紹介します。
ドッグランでは、犬の大きさで遊ばせる場所を区別されているところがあります。
中にはルールを守らずに、大型犬の場所で小型犬を遊ばせている飼い主さんも。
小型犬用の場所は混雑していたのが理由なのですが、大型犬の飼い主さんからすれば小型犬にケガをさせてしまうのではないかと利用をためらってしまいます。
危ないので移動をお願いしても、「うちは大丈夫なので」と対応してくれませんでした。
大型犬の飼い主さんはケガをさせてしまってからでは遅いので、結局ドッグランに入るのはあきらめたそうです。
ルールを守っていない側が堂々と利用できるというのはとても迷惑な話ですね。
ドッグランで遊ばせていても、基本、飼い主さんは自分の犬から目を離してはいけません。
ですが、ある飼い主さんは自身の犬を放した状態で、他の飼い主さんと話し込んでいたようです。
その飼い主さんは他の犬との喧嘩に気づかず、飼い犬はケガを負ってしまいました。
ケガをした犬の飼い主さんはとても怒っていたみたいですが、しっかり見ていれば事前に喧嘩を止めることができたかもしれません。
犬同士の喧嘩や物の取り合いをやめさせようと、止めに入った飼い主さんにケガをさせてしまうといったトラブルもあります。
どちらの犬が悪いといったことは関係なく、自分の犬がケガを負わせてしまったため、治療費と慰謝料を請求されたそうです。
事故が起きると賠償問題になってしまいます。お互い、嫌な思いをしないためにも十分注意しなくてはいけませんね。
トラブルの対処法

喧嘩になってしまったらどうすればいいの?

喧嘩が起きてしまったらすぐに引き離し、ドッグランから退出して落ち着かせてあげてね!

一番重要なのは喧嘩が起きる前に対処することだよ。トラブル回避できるかは飼い主さん次第!
ドッグランではケガをしてしまったり、させてしまったりといった事例も少なくありません。
どんなトラブルに関しても、原則として飼い主さん同士での話し合いになります。
周りで見ていた方の意見も聞きながら、冷静に対処することが大切です。
もし加害者になってしまった場合は、当たり前のことですが誠心誠意の対応を心がけましょう。
トラブルの一番の対処法は、「起きる前に回避する」ことです。
大切な愛犬を守れるかは、飼い主さんにかかっているといっても過言ではありません。
どのトラブルに関しても、やはり飼い主さんが目を離さずに喧嘩を事前に防ぐことが重要なんですね。
ドッグランで迷惑にならないしつけとマナー

ドッグランを利用するときに気を付けることは、「必要なしつけができているか」「ドッグランでのマナーを守れているか」がとても重要です。
たった1人でも迷惑な行為をしてしまうと、いやな思いをしたり遊ばせてあげられなくなってしまいます。
ドッグランデビューする前に、最低限のしつけやマナーを身につけておきましょう♪
ドッグランで必要なしつけ
ドッグランを利用している中で「迷惑だな」と感じるのは、正しいしつけができていない犬がいることです。
最低でも「おすわり」「まて」「呼び戻し」は必ずマスターしておくべきです。
「おすわり」「まて」は、犬を静止させたり落ち着かせるときに使います。この動作はどんな場面にも役立つので、まず最初に覚えてもらいましょう。
「呼び戻し」はドッグランではとても重要なしつけのひとつです。しっかり呼び戻しができると、犬同士の喧嘩や、迷惑になりそうな行為を未然に防ぐことができます。
しつけをするうえで大切なのは、普段から犬とのスキンシップをとり主従関係を築きあげることです。
犬を制御できるようになれば、トラブルも簡単に回避できるので、安心して遊ばせてあげられるようになります。
マナーにも気をつける
ドッグランで楽しく過ごすためには、利用する飼い主さんがしっかりマナーを守ることが求められます。
それぞれのドッグランで、多少の違いはありますが基本的なものを挙げてみましょう。
- 避妊・去勢をしていない犬は利用しない
- 必要なワクチンを済ませておく(接種証明が必要な場合もある)
- 犬から絶対に目を離さない
- 入場制限は必ず守る(犬の大きさによる制限)
- 排泄物は必ず持ち帰る
- むやみに他の犬をさわらない
上記は一般的なマナーですが、他に、おもちゃで遊ばせたりおやつを与えたりするのも喧嘩の原因になりやすいので、持ち込まない方がいいでしょう。
まとめ

- ドッグランで嫌われる犬種がいるわけではない
- しつけができていない犬や、マナーを守れない飼い主さんが敬遠されやすい
- 喧嘩になりそうなときはすぐにその場を離れる
- 迷惑をかけないためには最低限のしつけをしておく
- マナーやルールは必ず守る
ドッグランは犬同士が自由に遊んだり、触れ合うことで社会性も学ぶことができる場所です。
飼い主さん一人一人がマナーを守って、愛犬との楽しい時間を過ごしてくださいね♪
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