デオトイレの砂を代用できるものはある?猫用システムトイレってどんな仕組みなの?猫砂の種類や代用猫砂も合わせてご紹介♪
猫用システムトイレ「デオトイレ」をご存知ですか?デオトイレには専用の猫砂(サンド)が発売されていますが、それを木質ペレットで代用できるんです!
猫を飼うときに欠かせない猫用トイレは、猫の性格や生活環境に合ったものを選ぶのが重要です。
使用する猫砂の種類も様々なものがあり、猫の好みもあります。ニオわないなど、飼い主さんにとって利便性の高さも重視するポイントです。
猫砂は消耗品なので、安くて高コスパなことはとても大事ですよね?
ここでは、デオトイレをはじめとする猫用システムトイレのしくみや猫砂の種類、おすすめの代用猫砂をご紹介しちゃいます♪おすすめはこちら
デオトイレの砂を代用できるものはある?
ニオわない&キレイ続くでおなじみ、ユニ・チャームペットより発売されている猫用システムトイレの「デオトイレ」。
製品のラインナップはこちら、4種類発売されています。
製品 | 特徴 |
子猫から5㎏までの成猫用 | 子猫でも入りやすい低い入口 ゲージにもすっきり入る大きさ |
ハーフカバー | 最も人気な定番タイプ |
フード付き | サンドが飛び散りにくいフードタイプ |
快適ワイド | 広々ゆったりサイズ 複数猫や大型猫、肥満気味の猫におすすめ |
価格はネットや近所のホームセンターで確認したところ、種類により違いがありますが、2000円から5000円くらいでした。
猫用システムトイレ?ボクのトイレと違うの?
猫用トイレと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、猫砂が固まるノーマルタイプのものではないでしょうか?
四角い箱型のものが 一般的で、容器に猫砂を入れるだけのシンプルなスタイルです。洗いやすいのも特徴です。
カラーバリエーションが豊富で価格も手ごろ。初めて猫を飼う方には取り入れやすいかもしれません。
一方、猫用システムトイレとは、底面がすのこ状になっている上部と、トレーの下部の2層構造のトイレです。
撥水(はっすい)性のある猫砂をオシッコが通過して、下のシートに吸収されるしくみになっています。
つまり、猫砂が固まりません。(撥水=水をはじくこと)
猫砂とシートのどちらにも消臭効果があるので、閉め切った部屋の中でもニオイが軽減できます。
猫砂は約1ヶ月交換不要。シートは1週間分のオシッコを吸収するので、固まる猫砂のようにオシッコのたびに掃除をしなくていいので、手間がかかりません。
ウンチをした場合、早く取り除く点はノーマルタイプのトイレと一緒です。
猫用トイレとして、非常に完成度の高い優れた製品ですが、唯一のデメリットが純正品である専用猫砂(サンド)とシートの値段が高いこと!
必需品だけに、経済的には結構な負担となってしまいます。
そんな中、デオトイレの砂の代用として、格安の燃料用木質ペレットを使う飼い主さんが増えています!
乾燥した木材を細粉し、圧力をかけて直径6~8㎜、長さ5~40㎜の円筒状に圧縮形成した木質燃料。
主にストーブやボイラーの燃料として利用される。針葉樹のアカマツ、スギ、ヒノキなどが原材料。
木の根や葉に含まれる「フィトンチッド」という天然成分による効果で、消臭・抗菌に優れている。
直径や長さは商品によって差があります。猫砂は小さいもの細かいものが好きなど、猫の好みを考えて直径や長さのタイプを決めるといいかもしれません。
また、上部の底面すのこの網目の大きさも確認しましょう。木質ペレットが網目よりも小さいと、すのこから下層のシートに落ちて、無駄になってしまうことも。
原材料となる木の違いよって、香りにも微妙に違いがあるそうです。
猫はニオイに敏感です。比較的、自然の香りは大丈夫かもしれません。飼い主さんの好みに合わせるのがよいでしょう。
いいニオイで有名なのは、ヒノキのお風呂ですよね?一番いいのはヒノキ製かもしれません。
ただ、この香りを強いと感じてしまう方もいますので、いろいろ試されてみてはいかかでしょうか?
デオトイレの砂を種類ごとにご紹介 ♪
デオトイレで発売されている取り換え猫砂(サンド)は6種類あります。種類ごとにご紹介するとこちらです。
製品 | 特徴 |
消臭・抗菌サンド | 消臭力も飛び散りにくさも重視したい方向け (ゼオライト&シリカゲル) |
消臭・抗菌サンド 小粒 | 初めてシステムトイレを使う 粒が小さい砂が好きな猫に (ゼオライト&シリカゲル) |
ふんわり香る 消臭抗菌サンド | 香りを楽しみたい 清潔感あふれるトイレにしたい方向け (ゼオライト&シリカゲル) |
緑茶成分入り 消臭・抗菌サンド | 燃やせるゴミで処理したい方向け 緑茶成分で消臭ばっちり (紙) |
針葉樹の消臭・抗菌チップ | 天然針葉樹の香りで強力消臭 燃やせるゴミで処理OK (天然木タイプ) |
消臭サンド | とにかくニオイが気になる 消臭にとことんこだわりたい方向け (シリカゲル) |
木質ペレットは、取り換え猫砂(サンド)の「針葉樹の消臭・抗菌チップ」に性質が似ているようです。ですので代用可能です。
木質ペレットには3種類あります。3種類の特徴はこちら。
・木部ペレット(ホワイトペレット):樹皮を含まない木の木質部だけから作られている
・全木(混合)ペレット:樹皮付き丸太を原料としているため樹皮が混ざっている
・樹皮ペレット(バークペレット):木の樹皮のみから作られている
オシッコをよく吸収するのはホワイトペレットです。樹皮は撥水するので樹皮が混ざっていると、オシッコがかかっても吸水しにくくなります。
最近は、オシッコがかかると自然に崩れるタイプの木質ペレットが人気だそうです。ホワイトペレットが最適ですね。
崩れた木くずがおがくず様になり下層のシートに落ち、ニオイはシートと木の香りで消臭される、というものです。
ですが、猫用システムトイレは下層のシートにオシッコを吸水させるため、ペレット自体には吸水性がなくてもよいのでは?という考え方もあります。
その場合には、全木ペレットやバークペレットがおすすめです。
木くず、おがくずがすべて下層のシートの上に落ちることになるので、シートの交換が推奨されている1週間の間、下層の高さ(深さ)が十分か確認しましょう。
どちらがタイプの木質ペレットが飼い主さんのお好みか?試してみることをおすすめします。
また、気になる方は木質ペレットが国産か輸入かをチェックされてはいかがでしょうか?商品説明をよく読んでみてくださいね。
デオトイレの砂を比較!他の猫砂と比較してみると?
猫はトイレに対するこだわりが強く、相性の悪い猫砂を選んでしまうとトイレを使ってくれない場合があります。
猫にあった猫砂を選ぶのが重要なポイントです。猫砂には4つの種類があります。
鉱物系 (ベントナイト・ゼオライト)
鉱物系の猫砂は、主にベントナイト・ゼオライトという鉱物からできているものをいいます。岩石のことです。
水を吸収すると膨らむ性質があるので、固まる力は猫砂のなかでダントツです。
ボールのように固まるので、トイレ掃除はその部分を取り除くだけなので簡単。
このタイプは細かいものが多いので、猫が排泄後砂をかける、という本能を満たすこともできます。
その分、細かい砂ぼこりが舞ってしまうケースが多く、トイレまわりの掃除が大変なことも。
猫の肉球の間に挟まって、床に飛び散ってしまうこともあります。
難点は重いこと。買い物帰りはつらい目に…可燃ゴミには出せません。燃えないゴミになります。
紙製
その名の通り、紙で作られています。そのため非常に軽いのが特徴です。
猫砂は5ℓ程度の単位で売られているものが多く、買い物でも楽に運べて、持ち帰るのも大丈夫!
また、大体の製品がトイレに流せます。紙製なので、可燃ゴミとして出すことも可能です。
オシッコをすると紙の色が変わったり、固まったりするので確認しやすいのもよいところ。
難点は、消臭効果がイマイチなものが多いと言われている点です。
ワタシは紙製が好きなのよね
天然素材系 (木・おから)
天然素材系の猫砂とは、主に木製・おからからできています。
自然志向が高まっている中、ナチュラルなものを使いたいという飼い主さんに人気なようです。
紙製同様、大体の製品がトイレに流せます。また、可燃ゴミとして出すこともできます。
難点は、猫が食べてしまうことがある点です。万が一食べてしまっても、少量なら他の猫砂に比べて負担は少なくてすみそうです。
が、食べ過ぎた場合は獣医さんに診てもらうことをおすすめします。
シリカゲル
お菓子などに入っている、あの小さな袋。湿気らないように乾燥剤として入っているアレです!
水を吸収する特性を活かし、オシッコを吸収します。また、消臭効果も抜群です。
難点は、固まらないこと。可燃ゴミに出せない、やや重い点などです。
猫砂は住んでいる地域ごとに廃棄方法が違ってきます。
それぞれの地域のルールをしっかり確認してくださいね!
デオトイレの専用猫砂(サンド)は、これら猫砂の特性を活かした様々なタイプのものが発売されています。
「ゼオライト&シリカゲル」のような、お互いのよい点を合わせたものもありました。
確かに、デオトイレの砂と他の猫砂とを比較すると少々お高めで、コスパは悪いかもしれません。
(専用猫砂 1ℓあたり320円前後、一般的な猫砂 1ℓあたり110円前後)
専用品ではなく代用することもできますが、あくまでも使うのは猫なんです!
猫に気持ちよくトイレを使ってもらうために、理想的なトイレ環境を整えることが重要です。
飼い主さんは、ついつい自分にとって楽な猫砂を選びがちかと思います。猫にとって何がいいのかを見極めてあげることも大切ですね!
流せる猫砂もトイレに詰まる可能性があります!一度に流せる量をオーバーしたことが原因でなりやすいと言われています。
ですので、トイレの水を流しながら猫砂を入れるようにしましょう。流れている間に猫砂を入れ、排水管で固まり詰まらないようにします。
水に溶ける成分の猫砂か?トイレに流す前に、今一度確認してみることもおすすめします。
また、猫のウンチはトイレに流してはいけません!人間のウンチと違い、猫のウンチには毛玉がついているので水に溶けにくいからです。
こちらもトイレが詰まる原因になってしまいますので、気を付けましょう!
デオトイレの砂でおすすめの代用3選
デオトイレの砂を代用できるものを調べている中で、飼い主さんの間で評判のよかった、おすすめのものをご紹介します。
岩国再生エネルギー株式会社 システムトイレ用猫砂
粒がしっかりしていて、ニオイがほとんど気にならない万能な猫砂と評判です。
米10㎏用の袋にペレットが2袋入ってくるので持ち運びは大変ですが、コスパのよさからリピートする人が続出しているそうです。
保管場所の心配がありますが、消臭力も抜群でお得な猫砂をお探しの方はぜひ!
スーパーキャット システムトイレ用猫砂 ナチュラル100
高い吸水性を誇り、常にさらさらな使用感が特徴のようです。マツの香りと抜群の消臭力で、ニオイを強力に取り除いてくれるすぐれものとか。
アイランドトレードエンドインダストリー システムトイレ用パインウッド
吸水力も高く、しっかりとオシッコを吸収してくれるので、無駄な砂の消費をおさえられるそうです。
天然木100%の抗菌力がオシッコの腐敗臭の発生を抑制し、トイレまわりを衛生的に保てると評判です。
猫との相性を考えて、選んでみてください!
まとめ
- デオトイレの砂は代用できる
- デオトイレの砂の代用は木質ペレットがおすすめ
- デオトイレの砂、木質ペレットにも種類がある
- 猫砂の特徴と猫の好みを見極めることが重要
猫と生活していく上で、欠かせない猫用トイレと猫砂。
自分のライフスタイルや、猫の性格に合ったシステムトイレの猫砂を見つけましょう!
こちらの記事では、壁の爪とぎ防止について書かれています。
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