チョコレートが牛乳で固まるのはなぜ?湯煎後に固まったチョコを溶かすコツは温度!分離しないで混ぜる方法やレシピをご紹介!
バレンタインのチョコを作るとき、湯煎したチョコレートに牛乳を入れて固まってしまった経験はありませんか?
チョコレートに牛乳を入れると固まってしまう原因は温度や牛乳の種類が関係しているんです!
チョコレートはバレンタインやお菓子づくりに万能ですが、なかなか扱いが難しいですよね。
私もチョコレートを湯煎しているときに「もっとなめらかさを出したい!」と思って牛乳を入れたことがあります。
その時、湯煎したチョコレートに牛乳を入れ見事に固まってしまって焦った経験があります。
しかし、再度固まってしまったチョコレートを湯煎したら解決しました!
- チョコレートに牛乳を入れると固まってしまう原因
- 固まってしまったチョコの対処方法
- チョコレートと牛乳を使ったおすすめのレシピ
チョコレートに牛乳を入れると固まる理由
では、なんで湯煎したチョコレートに牛乳を入れると固まってしまうのでしょうか?
チョコレートが牛乳で固まってしまう代表的な原因は3つあります。
- 冷たい牛乳や温かい牛乳を入れてしまった
- 気づかぬうちに水が入っていた
- 牛乳の種類
それでは1つ1つ詳しくご説明しますので十分に注意しましょう!
チョコレートは温度変化にとても影響されてしまうと言われています。
湯煎したチョコレートに、冷蔵庫でキンキンに冷えた牛乳を入れると湯煎したチョコレートとの温度差によってチョコが固まってしまいます。
そして、熱々の牛乳を入れても温度差によってチョコレートは固まってしまします。
なのでチョコレートに牛乳を入れる際は温度変化がないように注意する必要があります。
湯煎したチョコレートに牛乳を入れるときは牛乳を常温して入れましょう。
牛乳を常温にし忘れた時は、湯煎の温度と同じくらいの温度になるように少しだけ温めるといいでしょう!
湯煎したチョコレートに水が入ってしまうと固まると言われています。
湯煎の水蒸気ですらチョコに影響するほど水には注意が必要です!
そんなことから濡れたボールは拭き取って気をつけて湯煎すると思いますが、湯煎時の水が入ってしまうことがあります。
そのほかにも調理器具に水滴が付いていたりするだけでチョコは固まってしまうんです。
さらに、牛乳を入れようとした時など、その容器に水が少しでも付いていただけでも固まってしまう原因にもなるので注意しましょう。
チョコレートを湯煎するときは湯煎に適した温度で水に注意しながら湯煎するようにしましょう!
牛乳はなんでもいいということはありません!
前回は固まらなかったのに今回は固まってしまったという場合があります。
そんな時は前回使った牛乳と種類が違う可能性が高いと言われているほどです。
そして低脂肪牛乳を使うといくら温度や水に気をつけていてもチョコレートは固まってしまいます。
低脂肪牛乳は、脂肪分が0.5〜1.5%しか入ってなく、さらに脱脂粉乳を加えて作られています。
一般的な牛乳では脂肪分3%以上もあるので、低脂肪牛乳は脂肪分が少なすぎるんです。
チョコレートに牛乳を混ぜるときは脂肪分の多い牛乳を使う必要があるので、低脂肪牛乳は使用しないようにしましょう!
固まったチョコを溶かす方法!温度に注意しよう
チョコレートを湯煎する時は温度を50℃を保つと良いと言われていますので、必ず50℃を保つようにしましょう!
湯煎する時にはクッキング温度計を使うと便利です!
そして湯煎したチョコレートに牛乳を入れて固まってしまっても1から作り直す必要はありません!
もしチョコレートが固まってしまったとしても4つ方法で溶かすことができます♪
固まってしまったチョコレートに、新しくチョコレートを加えることで溶かすことができます。
余っているチョコレートがあれば新しく買い足す必要はありません。
新しいチョコレートを加えるときは下記の手順で行い、必ず水が入らないように注意して行いましょう!
- 新しいチョコレートを50℃を保ちながら湯煎して溶かす
- 固まってしまったチョコレートを50℃で湯煎する
- 新しく湯煎したチョコを固まってしまったチョコに少しずつ混ぜる
- 全体的に馴染んだら冷蔵庫で冷やす
別々の容器で必ず湯煎するようにしましょう。
湯煎した新しいチョコレートを混ぜる時は必ず容器の水気をしっかりと取るようにしてください。
そして新しく湯煎したチョコレートを固まってしまったチョコに混ぜる時は少しずつ混ぜまるのがポイントです!
一気に混ぜてしまうと溶けるまでに時間がかかってしまい、分離したままで滑らかにはなりませんので気をつけましょう。
もし、チョコレートをすべて溶かしてしまい余っていない場合は熱い牛乳を少しずつ加えることで簡単に溶かすことができます。
- 固まってしまったチョコレートを50℃を保ちながら湯煎する
- 50℃に温めた牛乳を大さじ1ずつ少し加える
- 優しく混ぜる
くれぐれも50℃以上に温めすぎてしまった牛乳を加えないようにし、さらに固まらないように注意しましょう。
そして温めた牛乳を固まったチョコレートに加える時は大さじ1ずつ加えて混ぜるのがオススメです!
一気に牛乳を加えると混ぜにくいだけでなく、分離してしまい滑らかにはなりませんので気をつけましょう。
大さじ1から徐々に増やして、チョコレートが溶けてきたら徐々に増やして滑らかになれば完成です。
余ったチョコレートも牛乳もない場合は湯煎し直すことで固まってしまったチョコレートを溶かすことができます。
その際はチョコレートがしっかり溶けるように固まったチョコを小さく砕きましょう!
そして湯煎している間は絶対に柔らかくなるまで混ぜないようにしてください。
湯煎をするとすぐに固まったチョコレートが溶けてきますが、チョコ内に入ってしまった水分を飛ばしている段階なので触らないことがポイントです!
焦らず、気長に溶けるのを待つ必要があるので時間がかかってしまいますが必ず守りましょう。
チョコ内の水分がしっかりと抜けきらないで混ぜてしまうと分離してしまう原因になります。
チョコレートに牛乳を入れて固まってしまったときに分離もしていた場合は温めた生クリームを入れることで溶けながら滑らかになります。
- 固まってしまったチョコレートを小さく砕く
- 50℃に保ちながら湯煎する
- 沸騰しない程度に温めた生クリームを少しずつ加える
- 優しく混ぜ合わせる
生クリームは脂肪分が牛乳よりも多いので、沸騰しない程度に温めチョコレートに混ぜましょう。
そうすることで固まりながら分離してしまったチョコレートを滑らかに溶かしてくれます。
温めた生クリームを加える時は少しずつ加えながら優しく混ぜるのがポイントです!
大雑把に混ぜてしまうと湯煎の水が入ってしまったり、不要な水分の蒸発ができ図に失敗してしまうので注意しましょう。
チョコレートを分離させずに混ぜるコツ
チョコレートを湯煎にかけた時に分離してしまう原因をしっかりと理解しておきましょう。
分離してしまったチョコレートは風味や味が落ちてしまうだけでなく口当たりがボソボソしてしまいます。
分離してしまう原因や理由を知って、チョコレートを分離させずに溶かすことができれば美味しく滑らかなチョコレートになります。
- 牛乳や生クリームの温度が高すぎる
- チョコレートが溶ける前に混ぜてしまった
- チョコレートを湯煎しているときに水が入ってしまった
これらの原因が挙げられますので、固まってしまわないように注意しましょう!
では分離しないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
分離させないコツを覚えておくことで風味豊かで滑らかなチョコレートを作れます。
- チョコレートの湯煎は50℃に保つようにする
- 湯煎しているチョコレートは溶け切るまで混ぜない
- 絶対に水を入れないようにする
下記で詳しく説明しますので、是非参考にしてみてくださいね♪
チョコレートの湯煎を早く済ませたいからと熱湯で湯煎する人もいますが温度が高すぎると分離してしまいます。
分離してしまってはチョコレートの風味や口当たりが悪くなってしまうので注意しましょう。
チョコレートの湯煎に適した温度は50℃が適温とされています。
そして50℃を保ちながら湯煎する必要があるので、お湯の温度が下がらないように温度計でチェックすることが好ましいです。
バレンタインの時期は室温も低いので湯煎のお湯が冷めやすいので温度管理をしっかりとしましょう!
湯煎し始めるとチョコレートは徐々に溶けてきて混ぜたくなってしまいます。
待ってられずに混ぜてしまい分離させてしまって作り直したことがあり大変だったという人もいるよ。
溶け切っていないのに混ぜ始めてしまうとチョコレートの温度がまだらになってしまい分離してしまいます。
なので、チョコレートを湯煎する時は完全に溶けるまで混ぜるのを我慢して、湯煎のお湯の温度管理を徹底しましょう!
チョコレートにとって水は天敵で、固まってしまう原因や、分離してしまう原因になります。
湯煎する際、チョコレートの容器に水がついているだけでも分離してしまいますので注意しましょう!
そんなチョコレートの天敵の水を使わないで電子レンジでチョコレートを溶かす人がいます。
しかし、電子レンジを使ってチョコレートを溶かすと水蒸気が入ってしまい分離してしまいますので必ずお湯で湯煎しましょう。
湯煎する時はチョコレートの容器や調理器具など全てを必ず乾拭きしてから湯煎すると安心です。
チョコレートと牛乳を使ったレシピ
チョコレートに正しい方法で牛乳を加える方法や、分離してしまった時の対処方法をご紹介しました。
では、チョコレートと牛乳を使った簡単おすすめのレシピをご紹介します!
バレンタインやホワイトデー、そして誕生日や普段のお菓子作りにも使えるレシピなので是非挑戦してみてくださいね♪
生チョコ
- 板チョコレート 1枚(55g)
- 牛乳 大さじ1
- ココアパウダー 適量
作り方
- タッパーなどの容器にラップやクッキングシートを敷いておく
- 板チョコを細かく刻みボウルで湯煎し溶かす
- 牛乳をコップなどにいれラップをして電子レンジで温める
- 湯煎したチョコレートに温めた牛乳を入れてよく混ぜる
- 均等に混ぜたら容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やす
- チョコレートが固まったら好きな大きさにカットする
- ココアパウダーをたっぷりとふりかける
材料も少ないのでお菓子作り初心者やお子さんと簡単に作れるのでバレンタインや普段のおやつなどにおすすめです!
生チョコはとろっとした食感でバレンタインに人気なチョコですので、悩んでしまった時は是非作ってみてくださいね。
こだわった生チョコを作りたい方はこちらのレシピを参考にしてみましょう♪
引用:ロッテ公式サイト
チョコレートムース
- 板チョコ(ミルクもしくはブラック) 100g
- 牛乳 120g
作り方
- 鍋で牛乳を沸騰寸前に温める
- チョコレートを細かく刻む
- ボウルに温めた牛乳とチョコレートを入れて放置する
- チョコレートが溶けたらかき混ぜる
- 完全にチョコが溶けたら氷水に入れ混ぜる
- とろみが出て固まってきたらグラスに入れ2時間冷やす
材料が板チョコと牛乳のみでムースを作ることができますのでとっても簡単です。
ミルクチョコレートを使うと甘く、ブラックチョコレートは甘さ控えめ、ホワイトチョコレートを使えばかなり甘いムースが作れます。
ムースを入れる容器はグラス以外でも代用できますので、バレンタインにもおすすめです!
トリュフ
- 板チョコ 1枚
- 牛乳 大さじ2
- ココアパウダー
作り方
- 板チョコを細かく刻んでボウルに入れる
- 牛乳を常温にしておく
- 溶けたチョコレートに常温の牛乳を入れる
- 筋ができるくらいかき混ぜる
- チョコを容器に入れて冷蔵庫で10~15分冷ます
- 冷めたら1cm角にカットする
- 手にココアパウダーをつけチョコを丸める
- 丸くなったら再度ココアパウダーをまぶす
調理時間約30分以内で完成する簡単なトリュフです。
ココアパウダー以外にもシュガーパウダーや抹茶など、アレンジすることでオリジナルのトリュフを作れます。
ちょっとこだわったトリュフを作りたい方はこちらのレシピを参考にしてみてください♪
引用:ロッテ公式サイト
まとめ
- チョコレートに牛乳を入れる時は温度に気をつけることで固まらない
- チョコレートに牛乳を入れて固まってしまった時は溶かすことができる
- チョコレートは牛乳よりも水が入ってしまうことで固まることもある
湯煎したチョコレートに牛乳を入れる時は湯煎と同じ温度か常温にして温度変化がないように注意しましょう!
温度の変化があるとチョコレートが固まってしまったり、分離してしまう原因にもなります。
水は絶対にチョコレートに入れないように湯煎中や調理器具にも注意し、楽しくチョコを作りましょう!
こちらの記事では、ラッピングの包み方について書いてあります。
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