車の防犯ブザーが鳴りっぱなしの原因は?誤作動が多いからセキュリティはいらない?防犯ブザーの止め方や対処法をご紹介♪
車の防犯ブザーが突然鳴り出して焦ってしまったり、持ち主不明の場合「いつまで鳴りっぱなしなんだろう」と思うことありませんか?
慌てなくても大丈夫!防犯ブザーがずっと鳴りっぱなしになることはほぼないようです。
ただ、車の種類や設定によって違いがあるので、どんなパターンで鳴るのかを確認しておく必要があります。
急に大音量で鳴りだすと、ビックリして「どうやって止めればいいの!」とあたふたしてしまいますよね。
そういう場合も、止め方や、なぜ鳴りだしたのか原因を知っておくと、落ち着いて対処できます。
誤作動で鳴ることもあるので、「ご近所の迷惑になるし、いらないかな?」と思うかもしれません。
それでも、車のセキュリティとして必要な理由や、防犯ブザーのシステムを一緒に理解していきましょう♪
車の防犯ブザーが鳴りっぱなしの時どうするの?
最近では、ほとんどの車に盗難対策機能が装備されています。これにより、防犯ブザーを鳴らし盗難などの犯罪をけん制する効果があります。
ですが、車の防犯ブザーが鳴りだしたとき、いつまでも鳴り続けるとうるさくて困ってしまいます。
車の傍にいたり、すぐに駆け付けられる場所ならいいのですが、もしも誰かの迷惑になっていたらと思うと不安になりませんか?
防犯ブザーが鳴っているのが、自分の車ではない場合もありますよね。そんなときの対応はどうしたらいいのでしょうか?
防犯ブザーは止めなければずっと鳴りっぱなしなの?
車種やブザーの種類により違いはありますが、一定時間鳴ったり止まったりを繰り返してから止まるのが一般的のようですが、中には何時間も鳴り続けることもあるようです。
新しく購入した車だと、盗難防止装置がついているのは分かっているけど、自分の車がどんなパターンで鳴るのか知らない人の方が多いのではないでしょうか?
実は、私も自分の車がどんな防犯ブザーが鳴るのか全く知りませんでした。誤って鳴らしてしまって初めて聞くまで、あまり気にも留めていなかったと思います。
結構な大音量なので、近くにいなかったり夜中にいつまでも鳴り響くことを考えると心配になりますよね。
どんな設定なのか知っておかないと、周りに迷惑をかける可能性もあるので一度確認しておくと安心です。
持ち主が分からない車の防犯ブザーが鳴りっぱなしの時どうしたらいいの?
車の防犯ブザーを持ち主以外の人が止めることはできないため、持ち主に連絡しなければいけません。
住んでいるマンション内の車なら管理会社に詳細を伝え、所有者を特定し連絡を取ってもらい解決した例があります。
持ち主に心当たりがない場合は、警察にお願いするのも一つの方法です。車両ナンバーから持ち主を特定できるので、連絡してもらいましょう。
ただ、車の特定ができていない時や詳しい場所が分からないと、持ち主を探すにも時間がかかるかもしれません。状況はできるだけ詳しく伝えるといいでしょう。
防犯ブザーを鳴らないようにしたいんだけど?
かなり頻繁に防犯ブザーが鳴って困るときは、一旦鳴らさないように設定することもできます。
メーカーにもよりますが、カーナビの設定画面からできるようです。
ただ、防犯面が心配になるので他の対策を考えなければいけません。
物理的な防犯対策としては、タイヤに装着して固定しておくタイヤロックや、ハンドルを固定する装置もあります。
何らかの形で、防犯対策しておくことをおすすめします。
車の防犯ブザーの止め方は?対処の仕方教えます!
自分の車から突然大きな音が鳴りだしたら、やっぱり慌ててしまいます。それが夜中だったりすると、ご近所の迷惑にもなるし困りますよね。
なので、慌てず対応できるよう止め方を知っておきましょう。止め方は基本的に2つの方法があります。
ひとつは、スマートキーまたはキーレスエントリーで施錠・解錠をしてみることです。
施錠した方法以外で解錠して防犯ブザーが作動してしまったのなら、この方法で止まります。
もうひとつは、エンジンをかけてしまうことです。
ほとんどの場合はこのどちらかで止めることができますので、覚えておきましょう。
車の防犯ブザーが鳴る原因と注意する点
防犯ブザーが鳴る原因はどんなことがあるのでしょうか?
盗難防止のために搭載されているので、不正にドアが解錠された場合に防犯ブザーが鳴るように設定されています。
よくあるケースは、スマートキーによるものが多いようです。
車をスマートキーで施錠した場合、スマートキー以外でロック解除してしまうとセキュリティ上不正行為と勘違いし防犯ブザーが鳴ってしまいます。
「閉めた方法と同じ方法で開ける」という設定になっているため、防犯システムが間違っていると認識してしまうのです。
私は、リモコンキー(リモコンボタンでロック操作するタイプ)で施錠したのにスペアキーで解錠してしまい、防犯ブザーが鳴りだしてびっくりしたことがあります。
そのときは、まさかそんなことで防犯ブザーが鳴るなんて知りませんでした。
みなさんが失敗しないために、いくつか例を紹介しましょう。
スマートキーの電池切れ
解錠のタイミングで運悪く電池が切れてしまった場合、鍵を差し込んで開けようと思いますよね。普通にやってしまいがちですが、防犯ブザーが鳴る原因になるんです。
これを防ぐためには、電池交換を定期的にすることをおすすめします。
交換時期の目安は1年~2年ほどですが、使用頻度によっても違いがあるため確実ではありません。
リモコンの反応が鈍くなったり、反応する距離が短くなった時も交換の時期を表しています。
スマートキーの種類にもよりますが、LEDランプがついているタイプもあるようです。作動したときにランプが点灯しなければ電池交換してください。
電池切れのサインを見逃さず、電池交換しておくと安心ですね。
車の中からロック解除
車の中に誰かを残して離れる時にキーレスで施錠した場合、中からカギを開けてしまうと防犯ブザーが鳴ってしまいます。
防犯の仕組みは、外から閉めたものが内側から開くのはおかしいと判断してしまいます。
もし同乗者に車中で待機してもらうときには、中からカギを開けないよう注意してもらいましょう。
大きな揺れや車内に入り込んだ虫にも注意!
防犯システムは、盗難の際に車のドアをこじ開けようとしたり、ボンネットやトランクなどに衝撃を受けると防犯ブザーが鳴る仕組みになってます。
なので、台風や地震で大きな揺れを感知すると防犯ブザーが鳴ってしまうことがあります。
これはとても珍しい理由なんですが、車内に入り込んだ「蛾」によって防犯ブザーが鳴ってしまった例があるようなんです!
蛾が通るたびに車内の防犯センサーが反応していたらしいのですが、そんなこともあるんですね!
稀なケースかもしれませんが、このような原因もあるので気をつけてください。
車の防犯ブザーは誤作動でも鳴ってしまう?
防犯ブザーは人による操作ミスではなく、車への衝撃や揺れ、バッテリーの電圧が低かったり、スイッチなどの接触がわるいなどでも警告音を発してしまうことがあります。
このような誤作動が多いときは、防犯システムの設定を変更することで軽減されるようです。
購入時に、どんな設定が可能なのかもよく聞いておくことが大切ですね。
防犯ブザーを作動させるための盗難対策機能にも、種類がいくつかあるようです。
それぞれの特徴やメリット・デメリットがあるので、合わせて紹介していきましょう。
クラクションタイプ
これは、車のクラクションを使用しているタイプです。普段使用するクラクションがそのまま防犯ブザーの音になります。
クラクションの配線を切断されると防犯ブザーが鳴らなくなるデメリットがあります。外の型と比べて防犯性も低くなってしまいます。
センサー一体型
センサー一体型はセンサーと防犯ブザーを鳴らす機能が一緒になっているセキュリティです。
車に異常が起きた時に感知するセンサーとブザーが一緒になっていると、異常をす早く察知し防犯ブザーを発することができます。
一体化しているので比較的簡単に設置できるのですが、取り外すのも容易にできでしまうデメリットもあります。
センサー分離型
センサー分離型は、センサーと防犯ブザーが分かれているセキュリティです。この型の特徴はセンサーと防犯ブザーを違う位置に設置します。
別々に配置することで取り外しにも手間がかかるため、防犯面でも一番優れているといえます。
車の防犯ブザーはいらない?やっぱり必要な理由とは?
防犯ブザーが余計な時に鳴ってしまうと、「うるさいし、いらないんじゃないか」と思うときありませんか?
防犯ブザーは、車上荒らしや窃盗などを未然に防ぐ手段なのですが、やはり騒音トラブルの原因にもなるようです。
どのような問題が起きたのか紹介します。
賃貸駐車場でのトラブル
賃貸駐車場での話ですが、その方の車の防犯ブザーがよく鳴るため、どなたかの通報があり警察から連絡があったようです。
自宅からの距離もあり、防犯ブザーが鳴ったとしてもすぐには駆け付けられないし、まず鳴っていることさえ分からない状態ですよね。
そんなことがあり、駐車場の家主さんに防犯ブザーを外すように言われたようです。かといって防犯面を考えると、そう簡単に取りはずすのも心配です。
自宅の駐車場ではないからこその防犯ブザーだと思いますが、過敏に反応しすぎて頻繁に鳴っているとしたら、迷惑だし外してしまおうかとも考えてしまいますよね。
このようにたびたび鳴ってしまうと、せっかくの防犯ブザーも使いづらくなってしまいます。
対処法としては、防犯装置自体の設定を変更するなどです。どんな行動で反応するのか、どのレベルの衝撃で防犯ブザーが鳴るのかが重要です。
例えば、大きなトラックが通る振動や、近くの車がドアを開閉する衝撃だけで反応してしまうならセンサーの感度を下げることも必要かもしれません。
防犯装置も種類によって誤作動対策されているものもあり、振動を感知するレベルが設定できるものもあります。
そういう商品を選ぶことで、誤作動の心配も軽減されますね。
窃盗犯による手口
また違うパターンですが、こんな事例もあるようです。
手慣れている窃盗の手口として、わざと防犯ブザーを何回も作動させて、解除するように仕向ける手法です。
確かに何回も鳴らされると、一旦止めてしまおうかと考えてしまいますよね。防犯ブザーを止めさせて、盗まれるケースもあるようです。
感心している場合ではないのですが、「なるほど!」と思ってしまいました。
設定で鳴らなくすることも可能のようですが、セキュリティ面から考えてもやはり防犯ブザーが必要なのではないでしょうか。
まとめ
- 車の防犯ブザーは鳴りっぱなしの状態はなく、ほとんどの場合一定時間で止まる設定になっている
- 止め方は、スマートキーでの解錠・施錠を繰り返すか、エンジンをかける
- 車の防犯ブザーが鳴ってしまう理由で一番多いのは、施錠した方法以外で解錠してしまうから
- 誤作動対策としては、警報装置の設定が過度になっていないか確認してみる
- 車の防犯ブザーはトラブルの原因になることもあるが、やっぱり必要性はある
防犯ブザーは車を守るための手段としては有効ですが、いろんなトラブルもつきもののようです。
確かに近くで鳴っていると不快に感じてしまいますが、自分の防犯ブザーも誰かの迷惑になっているかもしれません。
まずは、自身の車の防犯装置がどんな設定なのか、どのくらいで鳴りやむのかなどしっかり確認しておくことが重要なのではないでしょうか。
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