三隣亡でやってはいけないはことや意味は?引っ越しや納車、契約をしないほうがいいのは迷信?2022年、2023年をカレンダーで見よう
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三隣亡とは「火災が起こって三件隣まで滅ぼす」という意味があり、暦のうえでの凶日です。
この日は建築関係の行事や土地の契約、引っ越しを避けるべきと言われています。
三隣亡は「迷信」とも言われていますが、暦注(暦に書いてある吉凶や運勢)に記されていると気になってしまうもの。
結婚や引っ越し、納車などは人生に何度もあるイベントではないはず。
その一大イベントともいえる日は、やはり「吉日」に行いたいですよね♪
この記事では三隣亡にやってはいけないことや、三隣亡が大安や一粒万倍日など吉日に重なったときの対策、2022年・2023年の三隣亡の日程についてお話ししていきます。
三隣亡でやってはいけないことは?引っ越しや納車は?
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三隣亡は「屋立てあし、蔵立てあし」と言われ、建築に関わることの大凶日とされています。
「高い所へのぼると怪我をする」とされている暦であり、やってないことがある日なのです。
建築や土地の契約、上棟式などもできるだけ避けるべきでしょう。
また一見、建築と関係ないように思える結婚や入籍も「家庭を築く」ということから三隣亡は避けるべきかと思います。
三隣亡に引っ越し
暦のうえで「三隣亡の引っ越しが凶」という記載はありませんが、家を新築した=引っ越しという考えから引っ越しも凶日と考える人もいます。
ご近所さんの中には不安に思う人もいるかもしれないので、もし自分が迷信と信じていないとしても、周りへの配慮も大切にしたいですね。
どうしても日にちがずらせない場合は仕方ありませんが、ご近所への挨拶は三隣亡の日にちをズラして行くのがベターです。
三隣亡に納車
納車と建築は直接的に関係はありませんが、三隣亡は「大凶日」。“納車は仏滅を避けるべき”と言われることから、凶日の三隣亡も外しておくのが無難といえるでしょう。
ほとんどの人は日常的ではなく数年に1度、十数年に1度のイベントなので、できるだけ良い日を選びたいですよね。
三隣亡とはどんな意味?ただの迷信?
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三隣亡は「火災が起こって三件隣まで滅ぼす」という意味で、自信のみならず3軒隣まで滅ぼしてしまう…とされているちょっと怖い暦注です。
じつは、三隣亡の由来や語源はよくわかっていません。室町時代末期に暦注として初めて登場しましたが、その後の江戸時代の暦には三隣亡の暦注は見当たらないのです。
三隣亡は昔、「三輪宝(さんりんぽう)」と言われ、「屋立てよし、蔵立てよし」とされた吉日でした。
あるとき暦の編集者が、「屋立てよし、蔵立てよし」を一文字間違えて「屋立てあし、蔵立てあし」と書いた。
縁起の良さそうな「三輪宝」は合わないと思い、少々不吉そうな「三隣亡」に書き替えてしまった。
「もともとはとても縁起の良い日だったが、書き間違えで大凶日になってしまった」という一説です。
由来や語源がハッキリせず、書き間違えで作り出されてしまった可能性があり「迷信」と言われても納得してしまうかもしれません。
しかし「迷信」と言い切るには、世に広がりすぎてしまっていて、判断が難しいところではありますね。
周りに気にする人がいる以上、信じていなくても頭の片隅で気にしておくといいでしょう。
2022年、2023年の三隣亡をカレンダーで見てみよう
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2022年、2023年の三隣亡と、三隣亡に重なる大安や一粒万倍日をカレンダーにまとめました。
- 旧暦のお正月
- 1・4・7・10月の亥(いのしし)の日
- 2・5・8・11月の寅(とら)の日
- 3・6・9・12月の午(うま)の日
三隣亡の該当日は《亥→寅→午》が繰り返されています。
2022年
※大安・一粒万倍日
《亥の日》【1月】1日(土)、5日(水)、17日(月)、29日(土)
《寅の日》【2月】15日(火)、27日(日)
《午の日》【3月】14日(月)、26日(土)
《亥の日》【4月】11日(月)、23日(土)
《寅の日》【5月】10日(火)、22日(日)
《午の日》【6月】3日(金)、6日(月)、18日(土)、30日(木)
《亥の日》【7月】16日(土)、28日(木)
《寅の日》【8月】14日(日)、26日(金)
《午の日》【9月】7日(水)、10日(土)、22日(木)
《亥の日》【10月】4日(火)、8日(土)、20日(木)
《寅の日》【11月】1日(火)、18日(金)、30日(水)
《午の日》【12月】15日(木)、27日(火)
2023年
《亥の日》【1月】12日(木)、24日(火)
《寅の日》【2月】10日(金)、22日(水)
《午の日》【3月】9日(木)、21日(火)
《亥の日》【4月】2日(日)、6日(木)、18日(火)、30日(日)
《寅の日》【5月】17日(木)、29日(月)
《午の日》【6月】13日(火)、25日(日)
《亥の日》【7月】11日(火)、23日(日)
《寅の日》【8月】4日(金)、9日(水)、21日(月)
《午の日》【9月】2日(土)、17日(日)、29日(金)
《亥の日》【10月】15日(日)、27日(金)
《寅の日》【11月】13日(月)、25日(土)
《午の日》【12月】10日(日)、22日(金)
三隣亡が大安や一粒万倍日と重なる日はどうなる?
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三隣亡と大安や一粒万倍日が重なる日は結構あります。
ハッキリとした決まりはありませんが、「悪い日」ということの方が頭に残りやすいですよね。
なので三隣亡と吉日が重なってしまった場合、その日はお祝い事は避け、宝くじを買ったり財布を新しく買い換えるなどもやめておくことをオススメします。
まとめ
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- 三隣亡は「火災が起こって三件隣まで滅ぼす」という意味
- 三隣亡は元は「三輪宝(さんりんぽう)」という吉日だった(一説)
- とくに建築関係の行事(土地の契約や上棟式も)、高いところにのぼることは避ける
- 結婚、入籍、引っ越し(引っ越しの挨拶)、納車は日にちをずらす
- 三隣亡が大安や一粒万倍日に重なったら「凶日>吉日」という頭でお祝い事などは避ける
三隣亡は書き間違えから生まれた可能性がある「迷信」かもしれません。
とはいえ人生の一大イベントは、せっかくなら「凶日」より「吉日」が良いですよね。
カレンダーで三隣亡や大安、一粒万倍日の日をしっかりチェックして、素敵なイベントを迎えてくださいね♪
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