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ブレーカーを落とすデメリットは?節電にならない?空き巣に狙われるかも?デメリットを知って対策しよう!!

よく電気代の節約や、長期不在でブレーカーを落としたいけどデメリットは何?という人がいます。

実はブレーカーを落としても電気代の節約にあまり効果がありませんし、長期不在でブレーカーを落とすと空き巣被害にあう危険性があります!

それにブレーカーを頻繁に上げ下げすることはブレーカーや電化製品へ負担がかかり故障や破損の原因になってしまうんです。

そうなってしまうと修理費などで何万円もかかってしまい余計な出費で節約どころではないですよね。

私は、電気工事の仕事に携わっていたことがありますのでよくお客様からブレーカーについての問い合わせをいただきました。

電気工事の仕事に携わっていた私が
ブレーカーを落とすデメリットをご説明します!

ブレーカーを落とすデメリットとは?

ブレーカーを落とすデメリットはあまり節電の効果がないことや長期不在だと空き巣被害、そして故障や破損の原因が挙げられます。

そんなブレーカーを落とすことのデメリットを詳しく説明していきます。

  • 節電効果があまりない
  • 電化製品の故障や破損
  • 機器更新や録画できない
  • 空き巣被害

節電効果があまりない

ブレーカーを落としてもあまり電気代の節約にはならない理由はブレーカーをONにした時に電化製品の消費電力より起動電力が高いからなんです。

例えばエアコンの消費電力は一般的に400〜500wで起動電力の目安は1800〜3000wも使用して冷房も暖房も設定温度までいくのに時間がかかってしまいます。

そうなっては電気の使いすぎなんて場合もあるかもしれません。

電化製品の故障や破損

起動電力がかかるということは電化製品に大きな負担があり、ブレーカーを頻繁に上げ下げしていると故障や破損の原因になります。

それに凍結防止機能がついた機器は季節によってはブレーカーを落とした事により、その機能が停止して故障してしまいます。

例えば給湯器には凍結防止機能があり、もし凍結してしまうと水道管破裂などの危険がありますし、多大な修理費や工事が必要になります。

機器更新や録画できない

ブレーカーを落とすと電気が一切使えなくなりますので当然、録画はできなくなってしまいます。

機器によっては待機電力で機器更新している製品もあるので機器更新ができなくなり、ブレーカーをONにした時にわざわざ機器の再設定や更新作業をしなくてはなりません。

これはデメリットでも小さな問題かもしれませんね。

空き巣被害

長期不在で家を留守にするからとブレーカーを切ってしまうことによって空き巣被害にあう確率がグッと上がってしまいます。

空き巣は電気メーターが動いているかどうかの下調べを入念にするそうで、電気メーターが動いていないと空き巣のターゲットになる可能性があります。

防犯設備を電気で行っている場合は作動ができなくなるので犯罪リスクがあります。

ブレーカーを落とす時に長期不在の場合は要注意!?

長期不在で電気代がもったいないし、ブレーカーを切っておこう!と言って家を留守にした経験がある人が多いと思います。

それは「この家は留守です。」と証明している事になるのでとても危険で、空き巣は長期不在の家を電気メーターの確認で見極め、優先的にチェックして空き巣に入るようです。

防犯対策を電気で設置している場合は防犯対策の作動ができなくなりますので簡単に侵入されてしまうので注意が必要です。

ブレーカーを落とすときの注意点!故障の原因にも!?

ブレーカーを見ると3箇所にスイッチがありますが、その一つ一つに役割があるので役割を理解して注意しましょう!

どのブレーカーを落とす時も電化製品の電源を必ずOFFにしてから下げましょう!

各ブレーカースイッチを理解して操作しないとブレーカーの故障だけでなく感電や漏電など事故につながりますので十分注意してください!

一番大事なことはブレーカーを頻繁に上げ下げするのは絶対にやめましょう!

ブレーカーを落とすと電気代の節約になるのか?

使わない部屋の安全ブレーカーを落としておくのは節約になるかもしれません。

ただし安全ブレーカーを落としてしまった部屋は電気が使えませんが、大元のアンペアブレーカーは落ちていないので大きな節約にはなりません。

やはり電気代を節約したいのであれば普段から待機電力を減らすことを心がけましょう!

待機電力は電化製品にもよりますが一般家庭のエアコンの待機電力は約20~30wです。

しかしエアコンには冷媒機能があるので各自使用機器の説明書を確認して節電対策をしてください。

ブレーカーを落とすと節約になる?別の方法をご紹介!

では、ブレーカーを落とさないで節電する方法をご紹介いたしますので是非、参考にしてみてください!

電力会社を見直す

電力会社によって料金が異なり、中には年間数万円も下がることもあったり、ポイントで還元してくれたりと会社によって違うので、3社くらいで検討し見直しましょう。

生活スタイルに合った契約料金に変更する

日中や夜間など様々な生活スタイルで消費電力に差がありますので自分に合った契約プランの変更も検討しましょう!

プラン変更は契約している電力会社に問い合わせて変更ができるので簡単ですよ!

待機電力を減らす

待機電力はコンセントに刺しているだけで消費していますので、なるべくコンセントから抜くように心掛け生活しましょう!

節電プラグや節電コードを使用してコンセントの電源をOFFにしておくのもオススメです♪

冷媒機能や凍結防止機能が付いている機器は必ず説明書を確認して故障しないようにしてください。

大型家電を新しくする

大型家電は電力を多く使用するので新しいものに変更すると電気料金が安くなりますし、電化製品の寿命は約10年で、古くなればなるほど無駄な電力を消費してしまいます。

忘れがちな照明器具は毎日使うものなのでLEDに変更して節電節約をしましょう!

  • ブレーカーと落としても節電にならない
  • 空き巣被害のリスクがある
  • 節電にもいろいろある

実はブレーカーを落としても電気代の節約にあまり効果がありませんし、長期不在でブレーカーを落とすと空き巣被害にあう危険性があります!

ブレーカーや電化製品の故障や破損のリスクもありますので、デメリットを理解した上で節電や防犯対策をしましょう。

必ずブレーカーの上げ下げの回数は最低頻度にして事故のないようにしてくださいね!