交通安全のポスターを簡単に書く方法は?コンクールやポスターを応募する時の決まりごと&標語について分かりやすく解説します♪
交通安全のポスターは夏休みと冬休みのような、長い休みの宿題として出されていることが多いと思います。
一見大変そうに思えるポスター作りですが、コツを掴んでしまえば効率よく簡単に作ることができます!
夏休みは花火大会や海にプール、冬休みはクリスマスやお正月など楽しいイベントが盛りだくさんです。
そのため、手のかかるポスター作りはついつい後回しにしてしまうことがあると思います。
私もよく図工やポスター作りを後回しにして、休みが終わる直前になって慌てて作ったりしていました。
そんな時に、簡単にポスターを作れたらいいのに、とすごく思ったのを思い出します。
きっとこのサイトを見ている方もそんな気持ちでいるのではないでしょうか。
それでは早速、交通安全のポスターを簡単で効率的に作るコツを紹介していきたいと思います!
交通安全のポスターを簡単に書く方法とは?
交通安全のポスターを簡単に書くためのコツは、最初に交通安全のポスターを書く目的を考え、その目的を伝えたい対象者を決めることです!
そんなことをいきなり言われても、と思うかもしれません。
何も目的がなくポスターを書こうとしても一向にアイデアが思い浮かばず時間だけが過ぎていくことになってしまいます。
そのため、この最初の工程が一番大切で、目的と対象者が決まればサクサクと進めることができるでしょう。
ここでは交通安全のポスターを書く目的の決め方や、その目的を伝える対象者の決め方について説明させて頂きます!
ポスターを書く目的を考えよう
交通安全のポスターを書くにあたって、まず考えたいのがポスターを書く目的です。そのためにはポスターの役割を知ることが大事になってきます。
ポスターの役割は、様々なものがありますが、簡単に表すと 「多数の人にメッセージを発信する」 ということです。
その役割を果たせるポスターを作るために必要なことは 読みやすくメッセージ性のある文章や、印象に残るデザイン ということが重要になってくるのです。
この役割があるということをふえまてポスターの目的を考えていきましょう。
例えば、交通安全ポスターを描こうとした際に 「安全に気を付けて運転しましょう!」 という内容のポスターを書いたとします。
ですが、この内容では「誰に」「どんなこと」を伝えたいのかが分かりにくいと思います。
では、どうしたら具体的なメッセージをわかりやすく伝えることができるのかを考えていきましょう。
初めに、ポスターを作る時には発信する対象者を決める必要があります。
対象者が明確ではないポスターは、伝えたいの内容が弱いポスターになってしまい、伝わりにくく感じてしまうでしょう。
まずは、どのような事故が多いのか、自分の住んでいる地域や日本で多い事故のケースを調べます。
その事故の原因は何か、事故を防ぐために気を付けるべきことは何かを考えましょう。
そして、発信する対象を歩行者にするか、自転車やバイク、自動車を運転する人にするかを絞ると良いでしょう。
目的が決まったら準備に取り掛かろう!
事故を防止するために発信する対象や内容が決まったら、次はポスターを書くのに必要なものを準備をしましょう。
画材は特に指定がなければ自由です。 ですが、コンクールに応募する際は、規定がある場合がありますので、確認をしてくださいね。
画材は、絵の具や色鉛筆、カラーペンなど様々なものがあります。
どの画材を使うべきか悩むかとは思いますが、内容によって変わってきます。
どれがいいとはいえませんが、自分の使いやすく、書きたいポスターの表現に合いそうな画材を使うといいでしょう。
交通安全ポスターをコンクールに提出する場合
交通安全ポスターのコンクールに応募することも多いかと思います。
交通安全ポスターのコンクールは全国規模のコンクールから各地方でのコンクールまで様々なものがあります。
ですが、コンクールによって募集要項が違ってくるので、その主催をしている団体の公式ホームページを確認しましょう。
特に、全国規模で行っているコンクールでは、様々な細かい募集要項や注意事項があることが多いようです。
いくら素敵な作品でも、募集要項に当てはまらなかったり、注意事項が守られていない作品で応募してしまうと、その時点で失格になってしまいます。
注意事項をしっかりと確認をするようにしましょう。
コンクールでは細かな注意事項がある
コンクールの注意事項で多い、交通安全ポスターを作る上で大切になる注意事項を紹介したいと思います。
ズバリ、自動車やバイク、自転車といった乗り物や、信号や横断歩道を正確に書くことです!
例えば、自転車で言うとブレーキや反射材、ベル、ライト、ペダルなどの自転車の部品はしっかりとすべて書かないといけません。
自動車の場合では、シートベルト、ドアミラーやライト、ナンバープレートなどが、特に忘れがちになってしまう部品のようです。
ですが、いくら正確に書かなくてはいけないといっても、メーカーが特定できるマークや実在にあるナンバープレートの番号を書くのはNGです。
また、信号機の色の順番、横断歩道も正確に書く必要があります。
かなり厳しく感じるかもしれませんが、交通安全を伝えるために必要な事なので、しっかりと書き込むようにしましょう。
交通安全ポスターで使われる標語とは?
交通安全ポスターで、重要となってくるのが標語です。
標語とは、「意見・主張などを簡潔に言い表した短い文句」というものです。
ほかの表現ではモットーやスローガンともいいます。
標語は、交通安全のポスターを作る時にはつきものですが、難しく考えなくて大丈夫です。
まずは、先程決めたポスター作りの目的の内容で思いつく言葉をいくつか書き出してみましょう。
そして、書き出した単語をパズルのように組み合わせたら標語の完成です。
具体的でシンプルな標語を使おう
交通安全ポスターの標語は、シンプルで簡単な表現を使うと自分の伝えたい目的が、より伝わりやすくなります。
標語は七五調を基本としたリズミカルな標語が多いため、それを意識して作るとよいでしょう。
難しい表現ではなく、だれが見てもわかるような表現をしましょう。
コンクールで入賞しやすい標語とは
コンクールへ交通安全ポスターを応募するのであれば、入賞出来たら嬉しいですよね。
コンクールで入賞しやすい標語ですが、実は普通なこと、当たり前なことを標語にしているポスターが入賞している傾向にあるようです。
たくさんの人に伝わるような作品になるため入賞しやすいのかもしれないですね。
交通安全ポスターを中学生が作る手順
これまでに、ポスターを書く目的やポスターを書く時の注意事項、ポスターに使う標語などを説明してきました。
ここからはついに作成手順を説明していきます。
ポスター作りは焦って段階を飛ばしてしまうと、また最初からやり直さなくてはならなくなることもあります。
そのため、手順を守って丁寧に作ることが効率よく簡単に作るコツとなります。
ここでは中学生がポスターを作る際の手順をご紹介させて頂きます!
書きたいポスターの構図を下書きする
まずはポスターのモチーフを考えましょう。
モチーフとは、作品の題材や基礎になるものです。これまでに決めた目的を表すために必要な絵をここで書いていきます。
自動車や横断歩道、自転車や信号機、標識などの画像をしっかり観察して書き忘れがないように気を付けましょう。
下書きを、いきなり本番の用紙に書くのは心配!という場合は別の紙に下書きをするとよいでしょう。
下描きをする際に便利なものが、定規やコンパスです! タイヤの丸みや、道路などの直線を書くのに使うと、きれいな線が簡単に書けますよ。
下書きを清書する
次に、先程書いた下書きを清書します。
下書きは鉛筆で書いていましたが、清書ではマジックなどの線の消えない、はっきりと見えるペンや画材で書き上げましょう。
失敗すると直すのが大変なので、ていねいにゆっくり書き上げましょう。
色を付ける
線を清書し終えた後は色を付ける作業となります。
色を塗る際、使う色は4色までにおさめると、ごちゃごちゃせずにすっきりとした印象になります。
今回は交通安全のポスターですから、それも意識して配色を考えましょう。
また、標語は背景と反対の色を使うと、さらに標語が目立つようになります。
例えば、背景にブルー系、標語にはピンクなどの赤色系を使用してみるなど、反対の色を使うとよいでしょう。 標語には目立つ色を使いうポイントです!
まとめ
- 交通安全のポスターを簡単に書く方法はポスターを作る目的と対象者を決める
- コンクールに応募する際は応募先の募集要項や注意事項をしっかり確認する
- 交通安全ポスターの標語はわかりやすくかつシンプルなものを考える
- ポスターは下書き、清書、色塗りの順番を守ってていねいに作るのが簡単に作るコツ
ここまで、交通安全のポスターを簡単に書く方法を紹介しました。
宿題として作っているので、いろいろな思いはあるかと思いますが、本当に伝えたい気持ちがあるポスターは説得力がとてもあります。
ぜひ全力で取り組んで、素敵な1枚を作ってみてくださいね。
こちらの記事では、ポスター文字の書き方について解説します。
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