かぼちゃの見分け方でホクホクか水っぽいか、判断のポイントは?切り口や種からもわかる美味しいかぼちゃの選び方をご紹介します!
甘くてホクホクとした本当に美味しいかぼちゃに出会えることって結構少ないと思うのですが、見分け方のコツを知っていると良いかぼちゃに出会える確率もグンと上がります!
見分け方といってもいくつか判断のポイントはありますが、皮の色が濃く模様がはっきりしているものや形が綺麗なもの、重みのあるものはホクホクの美味しいかぼちゃの可能性大です!
逆に形がいびつだったり皮の色が薄かったりするものは受粉不良や未熟で、水っぽいかぼちゃの可能性があります。
また丸ごとのかぼちゃか、カットされて売られているかぼちゃかによっても見分け方が違うので、どちらも覚えて美味しいかぼちゃを選びましょう。
- ホクホクなかぼちゃの見分け方(丸ごと編)
- ホクホクなかぼちゃの見分け方(カット編)
- かぼちゃの種類は関係あるのか
かぼちゃの見分け方でホクホクか水っぽいか判断できる
かぼちゃがホクホクか水っぽいか、見分け方は色々あって一つ二つは知っている、という人もいるかもしれません。
ここでは丸ごと1個のかぼちゃを買う場合の見分け方を紹介していきます。
全てに該当する美味しいかぼちゃに出会えるとテンション上がりますよ♪ぜひ覚えて探してみてください。
- 皮の色が濃く、模様がはっきりしているもの
- 軸の部分が太くしっかり乾燥しているもの
- 形が良く左右対称なもの
- ずっしりと重いもの
ざっくり言うと上記の4点です。それぞれ詳しく説明していきます。
1、皮の表面を見る
まずかぼちゃの皮を見て判断します。皮の色が濃く、模様がはっきりしているものを選びましょう。
皮で見分けるとき、人によって意見が分かれることがあるポイントなのですが「白く粉をふいたものが良い」と「艶のあるものが良い」
これは日本のかぼちゃか西洋のかぼちゃか、という違いなのでどちらも正解だと思います。
日本のかぼちゃは白く粉をふいたものが良いとされていて、西洋のかぼちゃは表面に艶のあるものが良いといわれています。
2、軸の部分を見る
次にかぼちゃの軸を見ます。軸の切り口がしっかりと乾燥していて、なるべく太いものを選びましょう。
「コルクのような感触でよく乾いたものが熟成している」といわれていますが、あまりピンとこない人はとにかく軸が乾燥しているかどうかを確認してみてください。
このとき軸の周りがへこんでいるとなお良いです。
3、形を見る
それからかぼちゃの形をみます。形が綺麗なものを選びましょう。
左右対称だとベストです。形がいびつなかぼちゃは受粉不良の場合があり、水っぽい可能性があるので避けましょう。
4、重み・硬さを確認
最後にかぼちゃの重み、皮の硬さを確認します。手に取ってみてずっしり重みを感じ、皮の硬いものを選びましょう。
皮の硬さの判断は少し難しいですがなるべく硬いものが良いです。
商品なので爪を立てたりするのは良くないですが、手に取って指先で触るくらいなら大丈夫なので確認してみてくださいね。
かぼちゃの見分け方!切り口でわかる(カット編)
かぼちゃを買うとき、半分や4分の1にカットされているものを買うことも多いと思います。
実はカットされている状態の方が、切り口からホクホクかどうかが見分けやすかったりするのです。
カットされているかぼちゃの見分け方も大きく分けて4点。それぞれ詳しく説明していきます。
- 果肉の色がオレンジ色のもの
- 種とワタがぎっしりふっくらしたもの
- 皮の色が濃いもの
- 皮と果肉の境界線がはっきりしているもの
1、果肉を見る
まずカットされた断面から見える果肉の色を見ます。
オレンジの色が濃いものが熟成していて美味しいかぼちゃです。
2、種とワタを見る
次に種とワタを見ます。スッキリしている方が一見綺麗に見えますが、種とワタはできるだけ多いものを選びましょう。
種が薄いものは未熟なうちに収穫されて、甘みやホクホク感が少ない可能性があります。
種がふっくらしていて、種とワタがぎっしり詰まっているとすごく良い状態です。
3、皮の色を見る
それから皮の色を見ます。丸ごとのかぼちゃ編でもお伝えした通り、皮の色が濃いものが良いです。
なおかつ皮に黄色い部分が少ないものを選びましょう。
皮に黄色い部分が多いということは、十分に陽に当たっていないということ。
陽に充分に当たっていないと完熟しにくいので、水っぽく甘みの少ないかぼちゃの可能性があります。
4、皮と果肉の境界線を確認
最後にすごく大事なポイントです。皮と果肉の境界線がはっきりとしていて、できる限り皮の緑の部分が薄いものを選びましょう。
このときの「薄い」は厚みのことです。皮と果肉の境界線に滲みがなく、皮の部分が薄いかぼちゃはかなりホクホクの可能性大!!
この写真で言うと左がホクホクで美味しいかぼちゃ、右が水っぽい可能性があるかぼちゃです。
左のかぼちゃは境界線がはっきりしていて皮の緑の部分が薄く、右のかぼちゃは境界線がぼんやり滲んでいますよね。
出会えたらラッキーな美味しいかぼちゃなので見つけたら即買いです!
かぼちゃの見分け方のポイント、種類も関係ある?
美味しいかぼちゃの見分け方において、種類や産地は関係あるのか気になる人もいるかもしれませんが、そこはあまり気にしなくて大丈夫です。
そもそもかぼちゃが水っぽくなってしまう原因は、収穫が早すぎたことや収穫後の追熟が足りないことにもあるので種類はあまり関係ありません。
余談ですが最近では栗かぼちゃという西洋のかぼちゃが人気で、粉フキ芋のようにホクホクしていて甘いそう。(私は食べたことがないので口コミの情報です。笑)
かぼちゃの見分け方のポイントとして知っておいてほしいのは、かぼちゃに関しては鮮度がいいからといってホクホクとは限らないということ。
そして追熟させることで美味しさが増す食べ物であるということです。
まとめ
- 丸ごとのかぼちゃの見分け方は皮の色の濃さや軸、形からわかる
- カットかぼちゃの見分け方は断面から種やワタ、皮と果肉の境界線でわかる
- ホクホクのかぼちゃを見分けるのに産地や種類はあまり関係ない
かぼちゃの見分け方、思っていたよりたくさん見るポイントがありましたが、これでホクホクのかぼちゃを探し当てることができそうですね!
ぜひスーパーで美味しいかぼちゃを見つけてみてください♪
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