ゴーヤの肥料過多って?肥料過多や不足の見分け方・対処法を紹介!おすすめの肥料や肥料のやり方・追肥の時期もお教えします♪
夏の野菜で代表的なゴーヤですが、肥料が多すぎたりプランターと肥料の割合が合わないと肥料過多により葉がしおれたりします。
そうなった場合は、肥料の濃度を薄めるために、追肥(ついひ)を控え水やりを通常の数倍近くし肥料の濃度を薄めていくと自然と良くなっていきますよ!
ゴーヤはそれほど手がかからない植物ですが、肥料過多でも肥料不足でも枯れてしまう可能性があります。
でも、初心者だと肥料の加減具合ってわからないですよね。
この記事では、肥料不足・肥料過多の見分け方や対策、おすすめの肥料や追肥するタイミングなども紹介します!
ホームセンターで有名なカインズさんがゴーヤの基本的な育て方の動画を出していたので、ぜひ参考にしてください♪
ゴーヤの肥料過多の見分け方と対処法を紹介します!
「肥料やけ」ともいいます。
ゴーヤが肥料過多の場合、「葉の周辺から茶色くなって丸まる」や「つるの先や新芽に元気がなく葉っぱがしおれる」といった症状が現れます。
これは、液体肥料の濃度を濃く与えてしまったことにより、プランターと肥料の割合が合わず引き起こしてしまう症状です。
肥料過多を放置すると枯れてしまう可能性があるので、早期に対処するようにしましょう!
園芸初心者からすると、肥料をいっぱい与えた方がすくすく育ってくれそうなイメージがありますが違うんですね。
私も去年からベランダで家庭菜園を始めてますが、葉がしおれたりすると液体肥料をドバドバあげていました。
案の定枯れてしまったので、肥料過多が原因だったのかもしれません。(苦笑)
もし、肥料過多により葉がしおれてしまっても、追肥を控え水やりを通常の数倍近くし肥料の濃度を薄めていくと自然と良くなっていきますよ!
ゴーヤの肥料不足の見分け方と対処法を伝授します!
では逆に、ゴーヤは肥料不足だとどんな症状をおこすのでしょうか。
肥料不足で現れる症状は、葉の色が黄色く変色したり、つるの成長がにぶく伸びにくくなることです。
このつるの成長がにぶく伸びにくい症状は、野菜が成長する上で必要な栄養素「窒素」や「リン酸」が足りないことにより引き起こしたと思われます。
また、葉が黄色くなる症状は「カリ」や「マグネシウム」などが足りないことによるものです。
もし、葉が黄色くなったりつるの成長が悪い場合は追肥をして様子を見ましょう。
追肥もいきなりたくさん肥料をあげるのではなく、少しずつ様子を見ながら与えていきます。
肥料不足が原因なら数日後には元気になってきますよ♪
ゴーヤの調子が悪くなり肥料過多や肥料不足の対策をしてもよくならなかった場合、他にも考えられる原因があります。それは「根詰まり」や「水不足」です。
根詰まり
ゴーヤはつるがよく伸びる植物ですが、それと同じぐらい根も伸びます。
根が広く伸びているのに対して、プランターが小さいと根詰まりを起こしてしまいます。
プランター栽培で根詰まりを起こしてしまった場合、対策はなかなか難しいです。
まずは植え付けの際に、しっかり大きめのプランターで間隔をあけ植えることが重要です。
深さが30㎝以上のプランターに、30~40㎝の間隔で2ヶ所に苗を植え付けていきましょう。
もし、種から育てる場合は、ポットに深さ2㎝程度の穴を2ヶ所開けて1つずつ種をまきます。
本葉が2枚になったら1枚間引きし、更に3~4枚になったら、プランターに植え付けましょう。
もし、それでも根詰まりを起こした場合、根を切らないように大きい容器にそのまま植替える「鉢植え」という方法があるので、試してみてもいいですね。
水不足
葉がしおれてくるようだと水不足の可能性があります。光合成ができず養分が足りなくなっていることが原因です。
夏場は水が不足しやすいので、1日2回程度は水をあげるようにしましょう。
ただ、梅雨の時期は土に湿り気があり水をあげすぎると根腐れ起こしてしまう可能性があるため、注意しましょう。
水をあげるときは土を触って乾いているようなら、あげてみてもいいかもしれませんよ。
液体肥料で有名なハイポネックスさんが疑問点や注意点をまとめた動画を出していたので、ぜひ参考にしてください!!
ゴーヤの肥料におすすめ!種類別で紹介します♪
ゴーヤは実をつけ始めたときに肥料を多く必要とする植物です。でも、肥料ってとてもたくさん種類があり、何を選んでいいかわからないですよね。
肥料には大きく分けて「液体肥料」「無機質肥料(化成肥料)」「有機肥料」の3種類があります。
では、それぞれの違いとおすすめ肥料をご紹介します♪
液体肥料
「液体肥料」は別名「水肥」と呼ばれ、即効性に優れたものです。
植物を元気にさせるのに加え、根を丈夫にしたり花を咲かせ実を実らせたりなど効果は様々です。
水で薄めるタイプが一般的で、2週間に1度程度、水の代わりに薄めた液体肥料をたっぷりとあげましょう。
おすすめの液体肥料「メネデールやさい肥料」
無機質肥料(化成肥料)
「無機質肥料(化成肥料)」とは、鉱物などの原料から科学的に合成して作られた肥料です。「化学肥料」とも呼ばれています。
植物の成長に必要な肥料の3大栄養素(窒素・リン酸・カリウム)を含む複合肥料というものもあるので、初心者でも扱いやすいですよ。
1ヶ月に1度程度、苗の周囲にスコップや指で溝を作りそこに肥料をまきます。
おすすめの化成肥料「サンアンドホープ 化成肥料 5kg」
有機肥料
「有機肥料」とは、油かすや魚粉などの植物性または動物性の有機物を原料にした肥料のことです。
有機肥料が土の中の微生物のエサになることで微生物が働き、植物が吸収できる養分に変わります。
即効性はありませんが効果は長く続き、植物が育てやすい土に変えていくことができます。
長期的に栽培していきたいと考えるなら、有機肥料がオススメです。
ゴーヤの株から少し離れたところに、深さ10㎝程度の穴を掘り油かすを入れ土と肥料を混ぜます。
穴を掘るときに誤って根を切ってしまわないように注意しましょう。
また、頻度は液体肥料より少なめで3~4週間に1度程度で大丈夫ですが、微生物の働きによって変わるため、少し様子を見ながら与えていってもいいかと思いますよ。
ゴーヤの肥料のやり方は?時期により必要な栄養が違う?
ゴーヤがよりよく育つには、肥料がとても重要です。肥料を与えるタイミングは、「植え付けの時期」と「実をつける時期」になります。
野菜が育つには「葉や茎を育てる窒素」「葉や実をつけるリン酸」「根をしっかり張るカリ」の3大栄養素がとても重要です。
加えて「カルシウム」「マグネシウム」「ミネラル」がその3大栄養素を補ってくれます。
「植え付けの時期」の肥料のやり方は、「窒素」「リン酸」「カリ」が同じ割合か「リン酸」の割合が高いものを選ぶといいでしょう。
市販の培養土(ばいようど)を使えば、最初から肥料が入っているため、追加で混ぜる必要はないので初心者の人には手軽ですね!
芽が出てツルを伸ばしていく間は最初に混ぜた肥料だけで大丈夫です。
ですが、花が咲き実をつけ始めたタイミングでゴーヤは大きく成長していくので追肥が必要になります。
「実をつける時期」の肥料のやり方は、上記でも説明しましたが液体肥料なら水で薄めたものを2週間に1度程度、固形肥料なら1ヶ月に1度程度が目安です。
肥料はあげ過ぎても足りなくてもよくないので、様子を見ながらあげていきましょう。
まとめ
- 肥料過多で葉がしおれても、追肥を控え水やりを通常の数倍近くし肥料の濃度を薄めていくと自然と良くなる
- ゴーヤの育ちが良くないときに考えられるのは、「肥料過多」「肥料不足」「根詰まり」「水不足」
- 肥料には大きく分けて「液体肥料」「無機質肥料(化成肥料)」「有機肥料」の3種類がある
- ゴーヤがよりよく育つように「植え付けの時期」と「実をつける時期」に栄養素に沿った肥料を与える
ゴーヤの種まき時期は、4月頃です。種で植えると発芽適温が安定せず、なかなか目が出てくれないので初心者の方は苗で購入すると簡単ですよ♪
ゴーヤのグリーンカーテンは直射日光を遮るだけでなく、家の周りの表面温度も抑えてくれるそうです。
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