室外機はベランダが狭いところでも置ける!カバーや掃除で稼働効率アップ♪エアコン室外機を2台にする置き方や振動、騒音対策もご紹介
アパートやマンションのベランダって狭いので、室外機を設置できるか不安ですよね。
室外機はそのまま地面に置くだけでなく、さまざまな方法でベランダに設置することができるんです!
私は引っ越しで物件を探すとき、必ずエアコンが設置してあるかを確認しますが、ベランダの広さまで確認する方は少ないのではないでしょうか。
もしベランダが狭くてエアコンがない賃貸を契約した場合、室外機の置く場所がないと後から気づいてしまうことも…
この記事では、アパートやマンションのベランダが狭くても室外機を設置する方法やエアコンの稼働効率を上げる方法などをご紹介します。
ベランダが狭い時に、室外機の風向を変えてトラブルを解消する便利アイテムがこちら。
それでは狭い場所での室外機設置について解説していきますね。
室外機はベランダが狭いときでも設置できる
都会のアパートやマンションはベランダ狭いことがほとんどだですよね。私はもうすぐ引っ越しする予定ですが、そこもベランダが狭いです。
エアコンが最初から設置されていればいいのですが、ない場合もあります。そんな時にベランダが狭いと室外機の設置場所に悩みます。
まず室外機を設置するには、条件があります。
・地面と水平に設置
・雨や日光が直接当たらない
地面と水平に設置
室外機を不安定な場所に設置してしまうと振動が激しくなり、騒音や故障の原因になります。
雨や日光が直接当たらない
雨や日光が直接あたると故障しやすくなったり、エアコンの稼働効率を下げてしまいます。
ベランダ狭いときにこれらの条件を満たすため、室外機に架台を使って水平に設置し、室外機カバーをして雨や日光が直接当たらないようにできます。
架台というのはエアコンの下にある台です。
架台を使うことでベランダが狭くても設置することができます。
ベランダが狭いときの室外機の設置方法5つ紹介!
ベランダが狭くても、エアコンの室外機を設置できる方法を5つをご紹介します!
- 天吊り
- 壁掛け
- 屋根置き
- 立ちおろし
- 2段置き
特にベランダが狭いところだと天吊りや壁掛けという方法もあります。
しかしもともと室外機を取り付けてあった穴があるとき以外は、天井や壁に穴を空けることになります。
賃貸で天井や壁に穴を空ける場合は、必ず管理会社に相談してから設置するようにしましょう。
それでも設置できない場合は窓用エアコンなどを設置する選択肢もあります。
天吊り
天井から専用の架台を取り付けて室外機を設置する方法です。
ベランダが狭い場合、室外機分の広さも確保でき、通気もしやすいです。
エアコン室外機を天吊りする商品もあります。
ただ雨や日光が直接当たりやすくなるのでカバーなどの対策が必要でしょう。
壁掛け
壁に架台を取り付けて室外機を設置する方法です。
ベランダが狭いときやエアコンを取り付けたい部屋がベランダから遠い場合は、壁掛けということもできます。
室外機を壁掛けできるキットはこちら
取り付けの際は外から取り付けるので、足場を確保できるか工事の方に確認しましょう。
また直射日光になりやすい向きの場合は、故障やエアコンの稼働効率が下がる原因になるので注意しましょう。
屋根置き
たまに屋根にエアコンの室外機が置いてあるのをみたことがありませんか?屋根置きという置き方です。
DIYで取り付けることもできますが、安全のため工事の方にお任せするのがおすすめです。
立ちおろし
エアコンを2階に設置したいときなどに、2階以上のエアコン本体から配管を伸ばして1階室外機を設置する方法です。
2段置き
エアコンを二つ置きたい時には2段置きという方法もあります。専用の架台を使って取り付けています。
私は2人暮らしの2DKのお部屋に住んでいますが、1つの部屋に1つのエアコンは欲しいですよね。
1台分のスペースで2台分の室外機を置けるので便利です。
エアコンの室外機は日除けカバーで稼働効率を保つ!
ベランダが狭いと室外機を置くスペースがあっても室外機の目の前に壁があることがありますよね。室外機には通気スペースが必要です。
エアコンの稼働しているときは室外機から熱風がでますが、壁が近いと暖かい空気がとどまってしまい稼働効率が下がってしまう原因になります。
ちなみに私の家のベランダには通気のためにベランダの壁が室外機の前だけ空いています。
築30年くらいの物件ですがエアコン設置のために工夫がされている物件もあるようです。
またエアコンの稼働効率には直射日光や汚れなど影響します。
そこでエアコンの稼働効率を保つ方法をご紹介します!
通気スペースが狭い時は、室外機の風向を変えることができるルーバーというものがあります。
風向を上向きすることで熱風をその場にとどまらせず逃してくれます。
また、直射日光が当たると室外機が熱を持ってしまい熱風を外に逃しにくくなるため、稼働効率を下げる原因になります。
直接日光を当てないための対策はカバーをすると良いでしょう。
日光の向きを計算してカバーするとエアコン稼働効率をより保ってくれます。
またルーバーとカバーの両方の役割がある物もあったりします。
ルーバーとカバー両方つけなくてもこれ一つで対策できるのでとても助かりますよね。
室外機が汚れていてゴミが溜まっていると中の熱風を捨てづらくなるので、これも稼働効率を下げてしまう原因になります。室外機の掃除方法は後でご紹介します。
室外機の置いている場所を確認して通気スペースがなかったら、ルーバーなどで対策してエアコンの稼働率をアップさせましょう!
エアコンの室外機の掃除の仕方は?
私はエアコンを掃除するときはエアコンフィルターのみ掃除することがほとんどですが、室外機は掃除をしたことがありません。
みなさんはどうでしょうか。実は室外機も掃除しておかないと稼働効率を悪くしたり故障の原因になります。
室外機の中の掃除は分解しないとできませんので、中から異音がする場合は業者に頼んで掃除してもらうようにしましょう。
100均で揃う物で簡単に室外機の掃除ができます!
これで電気効率が上がるなら、夏までに掃除しておくと良いですね。
また室外機の周りが汚いと室外機も埃が溜まりやすくなりますので、ベランダも掃除しましょう。
エアコンの室外機の振動や騒音対策を紹介
エアコンの室外機からすごい大きな音が鳴っているときどうしたらいいか困りますよね。室外機の騒音で苦情がきたりすることもあるそうです。
室外機が古い物であったり、振動が大きかったり、掃除がされていないと騒音の原因になります。
そこで騒音の近隣トラブルを防ぐために自分でできる3つの対処法をご紹介します!
・エアコンと室外機が古い物である場合、買い替えをご検討
最近のエアコンと室外機は古い物より騒音対策をしっかりして作られている物が多く、古くなればなるほど音が大きいです。
また経年劣化により部品が古くなることで稼働しづらく騒音の原因になったりします。
エアコンの寿命は10年だと言われているので、10年以上たったエアコンは買い替えを考えてみるのも一つです。
・振動が原因の場合、室外機の架台を交換または防振ゴムで対策
室外機はエアコンをつけることで振動しますが、その振動が原因で架台の部品が緩くなり、その振動が架台とぶつかってさらに大きな音が出たりします。
特に架台がプラスチック製の場合は中が空洞のため音が大きくなりやすいです。
プラスチック製からコンクリートなどの音が大きく伝わらない素材に変えてみると良いです。
また振動の対策としては防振ゴムという物があります。
防振ゴムによって架台に直接振動を伝えにくく、騒音対策になります。
・室外機が汚い場合、室外機と周辺の掃除
室外機を置いている周辺が汚いと室外機に埃やごみが溜まりやすくなり、変な音が出たり騒音の原因になります。
そのため、室外機だけでなく周辺も掃除するようにして、なるべく室外機の周りに物を置かないようにしましょう。
室外機の掃除の仕方は、先ほど室外機の掃除の仕方で紹介した動画を参考にされてみてください。
自分で対策しても騒音が気になる場合はクリーニングを検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
- ベランダが狭くても室外機は置ける
- 室外機は水平に設置し、雨や日光が直接当たらないようにする
- エアコンの稼働効率を保つために通気スペースを確保、直射日光に当たらないようにし、室外機と室外機の周りは掃除する
- 室外機の掃除は騒音対策にもなる
ベランダが狭くてもさまざま方法で室外機を設置できましたね。家にあった設置方法を試してみましょう。
取り付けの際穴を空ける場合は必ず管理会社に確認してください。
室外機がエアコンの命のような存在なので、エアコンのフィルター掃除だけでなく室外機の掃除も心がけたいですね。
こちらの記事は、賃貸でエアコンが1台しかないときに増やしたいと思う方は必見です。
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