ポスターの文字の書き方教えます!どのフォントで描く?文字だけでもいい?ポスターを目立たせるにはデザインや色も意識してみよう!
中学校の夏休みの宿題に必ずといっていいほど登場するポスター、絵だけならまだしも文字を書くのが苦手な人にとってかなり難しい課題ですよね。
でもポスターの文字は必ずしも手書きでなくても、印刷して写しちゃえば良いんです!
ポスターの文字が綺麗だと採点も良くなるんだとか。もしかしたら入賞もできちゃうかもしれません♪
採点者がポスターを見て文字を写したことがわかっても、それで減点されることはないんだそうです。
むしろ文字のサイズやバランスが綺麗な方が高得点を狙えるそう!
この記事で紹介する文字の書き方やサイズ、ちょっとしたコツを意識して、いつもより少しレベルの高いポスターを書いてみませんか?
- ポスターの文字の簡単な書き方
- ポスターで一般的に使われるフォント
- ポスターを目立たせるポイント
ポスターの文字の書き方【簡単にできます】
ポスターの文字、手書きで書くとどうしてもバランスが崩れてしまったりして上手に書くのが難しですよね。
実はポスターの文字は、印刷したものを転写(写す)しても良いんです!
ポスターの審査をする方によると、「文字を写したか手書きかはだいたい見たらわかるが、写すことで採点が悪くなることはない」とのこと。
それなら綺麗に書けた方が嬉しいですよね。私も中学時代にこの方法を知りたかったなぁ(笑)
今回は美化週間の「美」の文字で転写のやり方を解説していきますね。
1、書きたい文字を印刷します。
2、印刷した文字の裏を鉛筆で塗りつぶします。
裏側を黒く塗りつぶすことで、表からなぞった時に文字を写すことが出来ます。
今回はBの鉛筆を使用しましたが、HBで確認したところ問題なく写せたので普段使っているものでOK!
濃く写したい人は4B、6Bなどの柔らかい鉛筆がおすすめです。
(色鉛筆はワックスが入っているため写りにくいので通常の鉛筆を使いましょう。)
3、表の印刷した文字をなぞります。
この時あればマスキングテープを、なければセロテープの粘着を弱くしたもので固定してください。
セロテープは指紋や布などに一度貼ると粘着が弱くなります。
直線は定規を使うと綺麗に書けますよ♪(ガタガタになってしまうとせっかく文字が綺麗でもあまり美しくなくなってしまうので注意です)
文字が写らない、薄い場合は少し筆圧を強めにしましょう。
4、出来上がり
あとはこれに色を塗るだけです。線が気になる人は消しゴムで優しくトントン、とすると線が薄くなるので色を塗ればわからなくなります。
ちなみに今回は明朝体にしましたが、文字を太くした明朝体やゴシック体はもっとなぞりやすいと思います。
すごく簡単に綺麗に書ける方法なのでぜひ実践してみてください。
ポスターの文字のフォントはこれがおすすめ!
ポスターに使われる文字のフォントは明朝体やゴシック体と呼ばれるものが多い印象です。
もちろん世の中のポスターではさまざまなフォントが使われていますが、デザイナーさんが使うフォントをすぐに使いこなすのは難しいですよね。
とくにゴシック体はぱっと見の印象に残りやすく、数メートル離れていても認識しやすいフォントです。
「読んでもらうより見てもらう」という目的なので中学生のポスターにも使いやすいのではないでしょうか。
明朝体とゴシック体、この2つのフォントの特徴を解説していきます。
明朝体
明朝体は三角形のウロコと呼ばれるものがあり、縦線が太く横線が細い、はらいが細くなるという特徴があります。
可読性(文章の読みやすさ)が高く、新聞や書籍、教科書に使われているのがこの明朝体です。
- ウロコがある
- 縦線が太く、横線が細い
- 上品
- 女性的
- 大人っぽい
- 可読性が高い
ゴシック体
ゴシック体はウロコがなく、縦線と横線が同じ太さではらいも細くならないという特徴があります。
視認性(ぱっと見た瞬間の認識のしやすさ)が高く、ポスターやチラシ、看板などに多く使われるのがこのゴシック体です。
- ウロコがない
- 縦線と横線が同じ太さ
- 男性的
- 子供っぽい
- 視認性が高い
ポスターは文字だけ、絵だけでもいい?
中学の入賞作品や街中で見かけるポスター、絵と文字のものもあれば、文字だけ、絵だけというポスターも見かけたことがあるかもしれません。
ポスターの文字の有無は学校の課題なら先生のルールに、ポスター作品のコンクールならコンクールのルールに従って書きましょう。
絵だけで良い場合もあれば、文字だけのポスター、絵と文字両方必須の場合もあります。
コンクールで入賞を狙う場合はとくに、必ず確認してくださいね♪
ポスターの文字はデザインやサイズ、色を意識しよう!
ポスターの文字はテーマに合った言葉選びや色、そしてサイズ(バランス)が大切です。
まずポスターの絵と文字、言い換えるとテーマとキャッチコピーがちぐはぐにならないようにしましょう。
次に文字を目立たせる方法です。文字のサイズをできるだけ大きく、反対色や目立つ色を使うようにします。
反対色とは「黄色+紫」「青+オレンジ」「赤+緑」など対立する性質を持つ色のことを言い、人の印象に残りやすい色の組み合わせです。
反対色の他にビビットなデザインも人にビジュアルショックを起こさせポスターを目立たせる、注目させる効果があります。
とはいえ色を多く使いすぎると綺麗に見えなくなってしまうので注意しましょう。
ポスターに使う色は3色、多くても5色に抑えると良いと言われています。
まとめ
- ポスターの文字の書き方は簡単!!「印刷して、転写する」
- 文字を目立たせたい時はゴシック体、読んでほしい時は明朝体を!
- ポスターの文字を目立たせるにはサイズを大きく、反対色を意識しよう
美術が苦手だったり字が下手でなかなか上手く書けなかったりして、ポスターに苦手意識を持っている人も、この記事の方法ならできる気がしませんか?
不器用な私でもできるくらい、本当に簡単なのでぜひ実践してみてくださいね。
この記事がみなさんのポスター作りの参考になれば幸いです。
こちらの記事では、交通安全ポスターの書き方について解説しています。
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