トースターのヒーターの焦げや汚れの落とし方はどうすればいい?そのままにすると煙がでて火災の原因にも!実際に掃除をしてみた♪
サクサクのパンって美味しですよね!トースターは忙しい朝にはありがたい道具です。
トースターのヒーターの焦げはマイクロファイバーとお湯で掃除できると知っていますか?
電子レンジは庫内の焦げ、汚れなどから火災につながるとテレビを見て知りました。
では、トースターはどうなのだろうと調べたところ、トースターもヒーターや受け皿に焦げやパンくずが残っていると、煙がでて火災の原因になることがわかりました。
私はトースターの内部の掃除は普段あまり気にしていませんが、あらためてみてみると結構汚れが付いていました。
今回、ヒーター部分の他に、付属のトレーなどの掃除方法もご紹介します。
実際10年前に買った、我が家のトースターを掃除したので、ぜひご覧ください♪
トースターのヒーターの焦げはそのままで大丈夫?
トースターの掃除をしようと思って網を外してみたら、ヒーターに焦げが付いている!そんな経験あなたにもありませんか?
「この焦げどうしたらいいのかな?」「そのままでもいいのかな?」結論から言います。
「少しならそのままでも大丈夫」だけどあまりにも酷い時は、優しくマイクロファイバーの布にお湯を付けて、湿布する方法で掃除してあげましょう。
トースターの焦げやパンくずが残っていたり、使い方がひどいと、防災面で注意が必要です。
ヒーター発火の原因
- 加熱中に食材から油がでて、それがヒーターに落ちてしまった
- 食材が直接ヒーターに接触した
- パンからバターが垂れて発火した
トースター使用時の発火防止
- 受け皿に油を入れて加熱しないようにすること
- プリンなどの蒸し焼き調理の為に水をはって利用しないこと
- 水を張る調理は、内部に水蒸気がたまりトースターに悪影響を及ぼすのを承知しておくこと
- パンくずなどがたまり、それが焦げて発火の原因になるので、こまめに掃除すること
- アルミホイル使用の時はヒーターに触れると溶けて発火の原因となるので注意すること
- 中身の汁など漏れるおそれのある調理は、トレーを利用すること
- クッキングシートは間違った使い方をすると発火の原因になるので注意事項を読んで使うこと
発火しないようにするには?
- トースター利用の際は傍を離れず覗いて出来具合をチェックすること
- 油や汁の出そうなものは初めから付属品のトレーを使うこと
- アルミホイルでも横から垂れることがあるのでトレーを使うこと
- 薄いパンなどはすぐに焼けるため、様子を見ながら使用すること
- 焦げ過ぎると発火するので気をつけること
- ラップ、牛乳パックなどの紙製品は使わないこと
- 樹脂製やシリコーン製の容器を使用しないこと
トースターのヒーターの掃除と内部の焦げの落とし方!
10年以上使用している我が家のトースターの内部です。
ヒーター部分の焦げは、少しくらいなら熱で自然と剝がれていくそうです。10年経っても、ヒーターは焦げてはいませんでした。
ヒーターの部分は、とても繊細にできていて、強くこすってキズをつけたら、破損の原因になってしまいます。
酷い固まりの焦げの時は、マイクロファイバーのふきんに、少しお湯をしみこませて湿布してください。
そして、少し柔らかくなったら、優しく拭き取ってください。
少し黒く残る場合でも、無理にこすってはいけません。完璧に綺麗にするのを目指さずに、そのまま使用してください。
焦げは高温で剝がれ落ちたりするので、残っていた汚れも綺麗になるようです。
この方法のほうが、慎重派の私には合ってるので、ヒーター部分は洗剤を使用しないこちらの方法で、掃除しようと思います
トースターのヒーター以外の部分の掃除方法
我が家のトースターは、10年以上前に購入してほとんど掃除せずに使用していました。
ヒーター部分に、黒い汚れは付いていませんでしたが、トースターの受け皿や周りは酷く汚れていて反省しました。
●こちらの写真はほとんど洗わなかった受け皿です。
トースターの受け皿などにパンくずが残っているとそれが焦げて火災の原因になります。
掃除するのが面倒くさくても、固形になってる焦げやパンくずは除去しようと思います。
要らないポイントカードなどでこすって落とせば防災の面では良いと思います。
●こちらの写真はいらないポイントカードで擦り焦げを取ってお湯とたわしだけで洗っただけです。
要らないポイントカードで焦げかすを除去しました。
ですが、汚れがひどすぎて、たわしで擦ってもこの程度しか落ちませんでした。
トースターの網やトレーは常に綺麗な状態で使用する方が安心安全です。
私なりに調べた、簡単なお掃除方法をお伝えします。
セスキ炭酸ソーダ(アルミ製には使用不可
セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の万能な、お掃除アイテムです。
ですが、アルミ製のトースターには使用不可です。
トースターがアルミ製かどうかを簡単に調べるには、マグネットを使います。
アルミに、磁石はくっつかないので、試してみてください。
どちらかわからない場合は、型番を調べて問い合わせてみるか、説明書を読んで確認してください。
便利なセスキ炭酸ソーダですが、アルミで出来ていると、変色したり腐食することがあります。
アルミ製以外の場合のみ、セスキ炭酸ソーダを使って汚れを落としてください。
アルミ製トースターの場合は、中性洗剤を使用してお掃除してください。
ヒーター部分は、洗剤を使用しないで掃除する方が良いと説明書に記載されていることもあるので、以下の方法は自己責任でお願いいたします。
セスキ炭酸ソーダーでのヒーター掃除方法
「用意するもの」
- セスキ炭酸ソーダー 小さじ一杯
- 水 500mI
- キッチンペーパー
- 布
- ゴム手袋
- スプレーボトル
「セスキ炭酸ソーダーのスプレーの作り方」
- セスキ炭酸ソーダー小さじ1杯に対して、水を500mlの割合でスプレーボトルに入れる
「お掃除方法」
- まずヒーター部分が冷めているか確認する
- キッチンペーパーをセスキ炭酸ソーダーで濡らす
- セスキ炭酸ソーダーのしみ込んだキッチンペーパーで湿布する
- そのまま20分程まつ
- ペーパーを外して、乾いた柔らかい布で優しく拭き取る
- 電源を入れて残った汚れを燃やす
- お疲れ様でした
ヒーター部分は、薄いガラスで覆われているので、焦げの固まりが付いていたら優しく拭き取ってください。
そして、固まりではない焦げは、そのまま使用していると自然と汚れが取れてきます。
我が家の10年物のトースターのヒーターは、黒い焦げは付いていませんでした。
無理に掃除すると、ヒーターにヒビが入って破損するリスクもあり逆に危険なこともあります。
取扱説明書を読んで、正しくお掃除することが一番大切な事だと思いました。
ヒーター以外の部分をしっかり掃除して、ヒーターを拭く時は、優しくて丁寧に気を付けて掃除してくださいね。
セスキ炭酸ソーダーでのトースターの受け皿、網の掃除方法
「用意するもの」
- ゴム手袋
- セスキ炭酸ソーダー水
- 大きめのビニール袋
- スポンジかたわし又はメラニンスポンジ
「掃除方法」
- トースターの焼き網、トレー、扉、など取り外し出来る部分をすべて取り外す
- 大きめのビニール袋にお湯を入れて、セスキ炭酸ソーダを溶かしその中に部品を入れる
- つけ置きが終わったら、スポンジ、メラニンスポンジなどで擦って汚れをおとす
- 水でキレイに流す
- 部品が乾いたら元に戻す
- お疲れ様でした
酸素系漂白剤の「オキシクリーン」と「オキシウォッシュ」での掃除方法のポイントは、洗浄液を濃いめに作る事です。
60度以上の500mIのお湯に対して、10グラムのオキシクリーン又は、オキシウォッシュの粉を入れて溶かして使用しましょう。
しっかりと時間を置いて汚れを浮かしてから、拭き取るようにしてください。
オキシウォッシ又はオキシクリーン
酸素系漂白剤の「オキシクリーン」と「オキシウォッシュ」での掃除方法のポイントは、洗浄液を濃いめに作る事です。
60度以上の500mIのお湯に対して、10グラムのオキシクリーン又は、オキシウォッシュの粉を入れて溶かして使用しましょう。
しっかりと時間を置いて汚れを浮かしてから、拭き取るようにしてください。
「用意するもの」
- キッチンペーパー
- スポンジ
- ゴム手袋
- 酸素系漂白剤(オキシクリーン)(オキシウォッシュ)
「掃除前に確認すること」
- オーブントースターがアルミ製でないことを確認する
- マグネットがくっつかないのはアルミ製の可能性があるので、説明書を読んで正しく判断すること
- オキシクリーン、オキシウォッシュは弱アルカリ性である
- オキシクリーン、オキシウォッシュは油汚れに強い洗剤である
- オキシクリーン、オキシウォッシュは、アルミ製に使うと変色や腐敗の原因になることも考えられるので、注意書きを確認する
「オキシクリーン」「オキシウォッシュ」での掃除方法
1.60度のお湯を500mI用意する
2.オキシクリーン又はオキシウォッシュを10グラム入れる
3.この液体をキッチンペーパーにしみこませて取り外した受け皿や網に貼り付けてしばらく置く
4.庫内にも貼り付けていく
5.扉部分にも貼り付けたら扉を閉めておく
6.1時間程そのままにしておいたら、キッチンペーパーを外す
7.湿布しても取れない所はスポンジでこする
8.庫内をキッチンペーパーで水拭きして完了です
9.お疲れ様でした
「オキシクリーン」「オキシウォッシュ」での掃除方法
- 1.60度のお湯を500mI用意する
- 2.オキシクリーン又はオキシウォッシュを10グラム入れる
- 3.この液体をキッチンペーパーにしみこませて取り外した受け皿や網に貼り付けてしばらく置く
- 4.庫内にも貼り付けていく
- 5.扉部分にも貼り付けたら扉を閉めておく
- 6.1時間程そのままにしておいたら、キッチンペーパーを外す
- 7.湿布しても取れない所はスポンジでこする
- 8.庫内をキッチンペーパーで水拭きして完了です
- 9.お疲れ様でした
私は今回、100均のダイソーで購入したオキシウォッシュでトースターの受け皿をつけ置きしてみました。
セスキ炭酸ソーダーの時のように、つけ置き出来る物はつけ置き掃除方法でも良いと思います。
つけ置きしたものを取り出し、頑固な焦げ汚れを擦り洗いしました。
ちょっと残ってしまいましたが、これで防災面は安心です。
酷くなる前にこまめに、お掃除が大切だと学びました。
オキシクリーンはトースターの他にもいろんな場所で使えるので、持っていると便利です。
オキシクリーンの大容量のまとめ買いも売っていました。
オーブントースターがアルミ製の時は
「オーブントースターがアルミ製の場合」は、中性洗剤又はクエン酸のような酸性の洗剤が良いようです。
汚れに強いオキシクリーンやセスキ炭酸ソーダや重曹は、アルカリ性なので適していません。
アルカリ性は、アルミ製品に使うと腐食や変色の原因になります。見た目が悪くなるのでオススメできません。
トースターのヒーターって交換できるのかな?
我が家のトースターのヒーターは上下に付いてます。
例えば下だけ破損した場合交換できるのかな?そもそも自分で交換できるのかな?と思いしらべました。
結果「自分で交換できる構造ではない」事がわかりました。そうなると選択肢2つとなります。
- 一つ目は新しいトースターに買い替える
- 二つ目は修理に出す
修理に出すより、新しいトースターに買い換えた方がお値段的にもよさそうです。
オーブントースターのヒーターは、ほとんどのものが「電熱式」で、これは電熱線を丈夫な石英管で覆った一般的な熱源です。
最近は「遠赤外線ヒーター」も人気があります。その他にも「遠赤フラファイト」と呼ばれる熱源もあります。
「遠赤外線+近赤外線」といった二つのヒーターが組み合わさったタイプです。
よく調べると、ヒーターも様々あることがわかりました。
トースターのヒーターは遠赤外線以外にもあるのかな?
トースターの焼き上がりは加熱方法によってかわるそうです。
美味しさにこだわるなら、遠赤外線ヒーター。お手頃に買いたい時は石英菅ヒーター。
そしてパン以外も温めたいならば、加熱水蒸気やコンベンションオーブンがオススメです。
コンベンションオーブンとは、ヒーターで熱した空気をファンで循環させて、加熱するもののことです。
焼き上がりも外はカリッと中はジューシーに焼きあがるので理想の食感を楽しめそうです。
- 遠赤外線ヒーター・・・食材の中まで熱が届きやすいので、ムラがなく焼き上げる
- 遠近赤外線ダブル加熱・・・中を温める近赤外線と、表面を温める遠赤外線ヒーターを、メニューに合わせて使い分け出来る
- 石英・・・電熱線の外菅に石英ガラスを使用し、水に濡れても割れたり漏電しないので、トースターによく使われている
- U字型石英管ヒーター・・・U字の形をしていて、広く加熱することができ、一度に3枚食パンが焼ける
- 遠赤フラファイト・・・スイッチを入れたら素早く発熱し庫内を温めることができる
- フラファイトとはダイヤモンド・石炭などと同様の炭素の結晶型の一つで、純粋な炭素原子の固まりとしてある物質の素のこと
トースターのヒーターが割れたら買い替えがオススメ
トースターのヒーターが割れたら、修理に出すよりも思い切って新しいトースターに買い換えたほうがよさそうです。
修理に出すと、いくら位かかるのかと思い調べてみると、大体2,000円代~15,000円位でした。
トースターの買い替えは大体2,000円代~20,000円代位でした。
トースターも様々な用途が加わり、おしゃれなものや機能性が高いものなど、色々な種類の物が販売されています。
一般的なトースターの寿命は5年~6年ほどだと考えられています。
寿命のサイン
- 使用頻度によって差はあるが寿命は5~6年だと言われている(お菓子作りが趣味など)
- 温度調節は適切にできるか
- 煙は出ていないか
- 異音、異臭はしないか
トースターの寿命が来たらどうすればいいかわかる?
トースターから寿命のサインが出た場合の処分方法
- 不燃ゴミ又は粗大ごみとして出す・・・地域の自治体の規定やルールに従って破棄する
- リサイクルする・・・リサイクルボックスや自治体の無料回収などをあったら利用する
- 家電量販店、電気屋さんに引き取ってもらう・・・リサイクル料、収集運搬料がかかることがあるので事前に確認すること
- 不用品回収業者に依頼する・・・回収料金はかかるが他の物もまとめて引き取ってくれるなどの利点がある
まとめ
- トースターのヒーターの焦げは少しならばそのままでも大丈夫
- 焦げが沢山付いてると、火災の原因にもなりかねないので掃除すること
- 掃除の方法は、お湯で濡らした布で優しく湿布そして拭き取る
- 掃除の時は、ヒーターを冷ましてプラグを抜いてから行う
いつも身近にあるトースターも、調べると種類も豊富なことがわかりました。
正しく利用して、安心して美味しいものを沢山食べて、笑顔で過ごしてくださいね。
こちらの記事では、オキシクリーンでの消毒方法が書かれています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません